6/3阪神5R:スターリーパレード初陣

6/3、阪神5R(芝1400)で愛馬スターリーパレードが初陣を飾ります。出資馬が新馬戦開幕週から出走するのは初めてですし、まずは勝ち上がることが課題の仔なので、早期デビュー出来たことはそれだけで価値があると思っています。

相手関係は想定記事で挙げたメンバに対して、エイトマイルの代わりに同馬主のゴッドバードが入り、更にズヴィズダーとコラルブラッシュの2頭が入りました。一方で、リネンリボンが左後肢跛行により出走を取り消し、最終的に10頭立てとなっています。

ここで改めて、自分が新馬戦で重視するポイントを整理していきます。

■生産育成:ノーザンファーム生産のスターリーパレードが最高評価で、これに坂東牧場生産ですがノーザンファーム育成のシングルアップがこれに続きます。追記:グレートバニヤンもノーザンファームしがらき育成でした。

■誕生日:1月生まれはシングルアップの1頭のみ。2月生まれはピースプレイヤー,コラルブラッシュ,スターリーパレードの3頭。
反対に遅生まれで割り引きが必要なのが、4月生まれのゴッドバードと5月生まれのアンラッシュの2頭。追記:すみません、アンラッシュは3月生まれでした。訂正します。

■種牡馬:新馬戦で強いのは、父キンシャサノキセキのシングルアップ,父ダイワメジャーのグレートバニヤン,父ノヴェリストのアンラッシュの3頭。

こうして整理するとシングルアップのポイントが高いのですが、情報によると1月生まれもあってか500Kgを超える雄大な馬格を有しているらしく、初戦から動ける状態なのかがポイントになりそうです。最終追切が芝トラックで行われていたのも気になりますが、調教動画を見ると首が高い走りで、あまり良い感じには見えませんでした。

あとスターリーパレードを含めてメンバ全体に言えることですが、芝適性なのかダート適性なのか不明な馬が目立ちます。上位人気で確実に芝馬と見えるのはアンラッシュくらいで、ピースプレイヤー,グレートバニヤン,シングルアップはむしろ血統的にダート色が強く見えます。この辺りの馬については、どこまで芝のスピードに対応できるかがポイントになりそうです。

展開については、西村師は新馬戦らしいスローペースからの上り勝負を想定しているようですが、個人的には阪神1400らしく、ある程度流れる展開からスピードの持続力勝負になる気がします。実際、昨年のこのレースはむしろハイペースでした。スタミナ勝負の展開になれば減量騎手の-1Kgが効いてくるかもしれません。

最後にスターリーパレードの背中を押すためのデータを並べて応援の代わりとします。

1.トーセンホマレボシ産駒の成績

新馬戦成績は5-2-2-78で単勝率5.7%,単回率155%。更に、8人気内のケースに限ると4-2-1-29となり単勝率11.1%,単回率147%です。
さらに、新馬戦に限らず芝の全レース全体で集計すると、13-14-19-263で単勝率4.2%,単回率233%となり、さらに芝1400に絞ると、2-5-3-31で単勝率4.9%,単回率667%をたたき出します。単勝率は低いのですが、回収率は極めて優秀です。

2.小崎綾也騎手の成績

過去1年間の成績は19-10-9-285の単勝率5.9%,単回率50%であり、あまり芳しいものではありません。しかし、これは馬質の悪さが原因であり、単オッズ30倍未満の馬に騎乗した場合に限ってみると、19-8-3-97の単勝率15%,単回率127%となり、優秀な成績を示します。

3.グリーンファーム所属馬の新馬戦の成績

過去3年間の芝で行われた新馬戦の成績は、単オッズ30倍未満の場合、5-1-2-18で単勝率19%,単回率155%と優秀です。

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