GF出資馬の近況 2023/6/1

GF出資馬の近況 2023/6/1:ルヴァンヴェール、アレグロモデラート、ダイヤモンドフジ、スマラグドス


1.ルヴァンヴェール

前走後も脚元に問題は出ていないとのことで、次開催に出走する方針が示されています。具体的なレースは6/8の大井・ゲマン賞(B2二・ダート1200)になります。前走は格上挑戦になりましたが、今回は現級で距離も適距離の1200に戻ります。

前走の敗因は行き切れなかったところが大きいのですが、メンバーレベルが下がることで、自分の競馬が出来ることを期待しています。

2.アレグロモデラート

5/27、京都・御室特別に出走しましたが、枠番の不利に加えて展開にも恵まれず、13着と言う残念な結果に終わっています。武井師のコメントに依れば「レース後の歩様に若干の硬さはあるものの、筋肉に触診痛は無く心配はないと思います。」とのことで、次走は7/1の松島特別(福島・芝1800牝)を目標にする方針が示されています。

スタートが苦手なことを考えると、1角までの距離が長く、勝利実績もある福島・芝2000の方が適性が高い様に思うのですが、これは牝馬限定戦を優先した判断と思われます。何れにしても、次の予定を早々に立案するマネージメントには好感が持てます。

3.ダイヤモンドフジ

園田競馬にて3勝目を上げ、中央復帰条件をクリアすることが出来ました。5/29、園田競馬を退厩し、現在は栗東TC近郊のドラゴンファームにて移動しています。場長のコメントによれば「輸送熱なども無く無事に到着しています。少し馬体が減っているのと、レース後ということで多少の疲れもあるようなので、ウォーキングマシン調整で少し楽をさせました。」とのこと。今後は馬体の回復をまって乗り込みを開始し、態勢が整った段階でJRAへの再登録が行われる予定です。

4.スマラグドス

5/26、栗東TCに帰厩して、調整を開始しています。6/1、帰厩して1本目の追い切りを栗CWで実施して、83.4-67.8-52.6-37.0-22.7-11.2(馬なり余力)を計時しています。前半を抑えながらラストを伸ばしたラップ構成ですが、22.7-11.2は出色物の時計です。この調教の動きが実戦で出せていないことが歯痒いのですが、これは気持ち一つの問題とも考えられ、何とか乗り越えて貰える様に願うばかりです。

西園師からも「1本目からこれだけの動きが出来る馬ですし、競馬でもっと走れて良いはずなので、巻き返しのきっかけを掴んで欲しいです。」のコメントが出されています。また、具体的な次走の目標については6/25の城崎特別(阪神・1勝クラス・芝1800)にする方針が示されています。

直近2走のマイル戦が忙し過ぎた感じでしたので、200M伸ばして1800を選択した模様です。次走は古馬混合戦になりますが、-3Kgの有利な斤量を活かした先行策に期待したいところです。

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