9/30阪神12R:グランデスフィーダは坂で脚が止まって4着

9/30、阪神12R・1勝クラス(ダート1400)に愛馬グランデスフィーダが出走しました。

スタートで一瞬立ち遅れた本馬でしたが、芝エリアでの二の脚が速く、軽く促した感じにも関わらず、ダートエリアに入った時には4番手まで押し上げることが出来ました。そこから内の1頭が下がって、ポジションは3番手外側の好位を確保します。

苦手と言われていた右回りも、3角から4角を持ったままソツなく回り、直線に向いて促されると楽に先頭に躍り出ます。正直、この手応えで先頭に立った時点で、勝利を確信していたのですが、ラスト2Mのところから何故か思った程スピードが上がりません。そうこうしているうちに、中段で脚を溜めていた3頭が末脚を伸ばし、ゴール前で交わされてしまい、まさかの4着と言う結果に終わってしまいました。

実際、鞍上の松山Jも「手応え抜群で直線を向いた時は勝ったと思いました。」とコメントされている様に、レースを見ていた出資者の大半が「勝った」と思ったと思います。こうなるとポイントは「如何して最後が伸びなかったのか?」の原因を探ることになります。

もっとも有りがちなパターンんは「先頭に立ってソラをつかった」ですが、どうもそれは無い様です。真面目に走っても進まなかったとなると、問題は馬場の方にある様に思えます。この辺りについて、松山Jは「もう少し締まった馬場の方が走りやすくトモの緩さをごまかせるので、良馬場ほど力がいらない稍重くらいの方がもうひと伸びできるような気がします。」とコメントをされています。

「力の要る馬場よりも軽い馬場の方が良い」と言う趣旨のコメントであり、これは芝スタート部分での二の脚が速かった点や、最後の急坂で留まった事実とも符合する様な気がします。軽い馬場が良いならば、改めて「芝で使って見る」と言う選択肢も浮上すると思うのですが、今回の結果は-3kgの減量騎手に上手く乗られての0.2秒差であることを考えると、「この条件で使っていれば、いずれ現級を卒業できる」と言う考え方も成り立ちます。

レース後の池江師からは「競馬の形は毎回すごくスムーズなので続戦していきたいと思います。」のコメントが出されており、少なくとも1勝クラスはダート1400の条件でのクリアを目指すことになりそうです。

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