GF出資馬の近況 2021/11/18

1.アレグロモデラート

11/21の東京・未勝利(芝1800牝)への出走が確定しました。11/17、美南Wで直前追い切りを実施して68.3-51.5-37.4-12.2(馬なり余力)を計時しました。僚馬のビジューブリランテ(古馬1勝・強め)の内側から、0.3秒追走して0.2秒先着を果たしています。時計を見ても間違いなく優秀ですが、馬なりのまま強目の古馬を差し切った内容は特筆すべき内容かと思います。

武井師のコメントに依れば「持ったままな手応えで相手に合わせて走れていました。道中の息遣いや息の入りも良く、とても良い状態でレースに向かえそうです。」とのこと。なお、鞍上は武藤Jに乗り替わりとなります。新馬戦と比較すると鞍上弱化の感は否めませんが、GⅠの裏開催のため、トップジョッキーは総じて関西に集まっており、むしろこの状況下で上位騎手を確保して頂けたと思います。

2.スズナミ

先週の競馬で見所なく11着に沈んだスズナミですが、「レース後に歩様に疲れが見える」とのことで、直ぐに放牧に出すことなく、厩舎で様子を見られている状況です。このまま問題が無ければ、セグチレーシングSに放牧に出す予定とのこと。先ずは、脚元に異常の無いことを祈ります。

3.ダイヤモンドフジ

栗東TCに帰厩して調整中です。ゲート再審査を課せられている本馬ですが、11/18、練習時に落ち着きが出て来たとのことからゲート試験を受験して無事に合格を果たしています。先ずは拗らせずに再試験をパスで来たことに安堵しました。
宮本師のコメントに依れば「ゲートから2回出ないと合格出来ないので、途中で苦しくならないか心配だったのですが、2回ともスムーズに枠入りして出も問題なく無事に合格してくれました。」とのこと。

今後の予定に付いては、「ゲート練習に注力して乗り込みが不十分」との判断から、いったん放牧に出して再調整を行う方針が示されています。

4.ルヴァンヴェール

先週の競馬で希望通りの展開から4着と健闘したルヴァンヴェールですが、レース後も脚元に特に問題は出ていないとのこと。故障知らずであることは、本馬の最大の長所かもしれません。

竹内師のコメントに依れば「今後も枠順が鍵になると思いますが、大きな馬場の方が力を発揮してくれそうです。ここで一息入れて、年明けの東京開催を目標にします。」とのこと。

無理に中山開催で復帰しても、中山ダート1200の高速ペースは本馬が確立しつつある競馬スタイルに合致するものでは無く、東京開催までのリフレッシュ休暇は適切な判断かと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする