DMM出資馬の近況 2023/5/11

DMM出資馬の近況 2023/5/11:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア


1.グランベルナデット

待望のオークス出走権を手に入れたグランベルナデットでしたが、4/30、突然の腸炎を発症。拗らせると命にも関わる病気でもあり、ここは馬体ファーストの考えを採って、オークス出走は断念する判断が下されました。本当に残念でなりませんが、慎重に看護をすれば完快の見込める病気でもあり、今回の即断を支持したいと思います。

幸いなことに、その後の病状は快方に向かっており、5/7には血液検査の数値も正常化したことから、今後は山元TCにて療養を図ることになりました。今回の一件では大竹師が獣医師免許を保有していたことが、安心材料につながったと思います。

2.グランデスフィーダ

チャンピオンヒルズにて放牧が続けられていましたが、4/26、栗東TCに帰厩をしています。5/3には栗CWで追い切りを実施して、82.6 67.7 52.6 37.2 11.5(位置6)を計時しました。この結果を受けて具体的な目標レースを5/20の東京ダート1400に据える方針が示されています。

てっきり、芝を試すものと思っていましたが、予想外に短距離路線を試すことになったワケですが、池江師からは「調教を見て、前回の騎手の少し距離を短くしてはという意見と一致する感覚があった」とのコメントがされています。

どの辺りを見てダート短距離適性を見出したのか不明ですが、ここはトップ厩舎の相馬眼を信じて見たいと思います。少なくとも1800で先行する力はありますから、1400に変わっても中段からの競馬は可能でしょう。あとは速い仕掛けから粘り込む競馬を試すものと予想します。なお、鞍上には新馬戦以来となる松山Jが確保されているとのこと。

3.ミスティックロア

引き続き、チャンピオンヒルズにて放牧が続けられています。レースによって細化した馬体も既に530kgを回復していますが、見た目的にはまだ細いところがあり、陣営としてはもう1回り大きくすることを考えている模様です。

一方で、ここから速いところを開始しても馬体重が維持できるようであれば、次走の検討を厩舎サイドに照会するとのこと。この感触ですと、遅くとも7月にはレースに使うことが出来そうです。

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