12/24サンタクロースS:グランベルナデットは7枠11番

12/24、阪神10R・サンタクロースS(3勝クラス・芝2000)に愛馬グランベルナデットが出走します。オークスの大一番を直前に発症した腸炎により回避し、秋競馬に向けて立て直しを図った本馬ですが、紫苑S→秋華賞の重賞ローテでは全く良い所が見られませんでした。そう言う意味で、本走は自己条件から仕切り直しの重要なレースになります。

ぶっちゃけ、秋の2走に全く見所が無かったことから、本走を凡走すると忘れな草賞の勝利にフロックと言う評価すら下ってしまいます。しかし、追い切りの内容を見ても本馬の能力には確かなものがありますから、それをレースで出すことが最も重要なことになります。

ここで秋の2走を振り返ると、鞍上の乗り方にも問題があったと考えています。具体的に、紫苑Sは「1000Mを58.1秒の超高速展開に付いて行って前崩れ」、一方の秋華賞は「1000Mを61.9秒のドスロー展開に対し最後方から競馬をして出番なし」でした。正直、「この乗り方で結果が出せていたらバケモノ級」と評価される内容です。言い換えれば、「バケモノでは無い」ことは明らかになりましたが、「普通に強い」の可能性が否定されたワケではありません。

そう言う意味で、鞍上が鮫島克駿Jに乗り替わることは良い方向に変わる契機になり得ると考えています。松山Jの場合、慎重に乗る傾向があるのに対し、鮫島克駿Jは積極的に前からの競馬をする傾向が見られると思います。グランベルナデットの場合、キレる脚よりも早目の先頭から押し切る競馬が持ち味ですので、先行策から上手く流れに乗せてスタミナ勝負に持ち込んで欲しいと思います。

自己条件とは言え3勝クラスは相当な猛者の集まるレースですが、それでも紫苑S~秋華賞と比べれば相当楽な面子になります。ここは地力の違いを見せつけて、本馬の能力を改めて示してくれることを祈っています。

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