5/22是政特別:ローズボウルは2枠2番

5/22、東京8R・是政特別(2勝クラス・ダート2100)に、愛馬ローズボウルが出走します。前走で同条件のレースに出走し、1人気から8着に沈んだローズボウルですが、今回はそのリベンジを目指した一戦になります。鞍上にはルメールJが確保されました。前走のレーンJから乗り代わりになりますが、贅沢過ぎる鞍上強化と言えるでしょう。

ここで、先ずは前走の敗因分析です。ローズボウルは改善が見られるとは言え、基本的に砂を被るのは嫌う気性であり、本来はスタートで好位を確保し、4角を回ってから抜け出すことが理想の展開です。これに対し、前走はスタートで手控えて1~2角をロス無く回りましたが馬群で揉まれる形になり、さらに3角出口からのロングスパートで早めの先頭を狙うものの、終始息の入らない展開となり、最後は失速してしまいました。

これは、本馬が理想とする展開とは程遠い形であり、この様な乗り方に至った原因は、陣営とレーンJのコミュニケーション不足にあったと想像するところです。これに対し、今回は言葉の壁の無いルメールJですので、本馬の理想とする展開に限りなく近づけてくれることが期待できます。

ここで懸念材料となるのが2枠2番のスタートで、明確な意思を以て出して行かないと、好位を占めることが難しくなります。これが前走の敗因の一つですが、前走と違って今走は先行馬が圧倒的に少なく、むしろ距離損なく先手を取れる好枠と化けるかもしれません。4番トモジャリアがハナを主張してくれれば、その後ろで折り合う展開が理想的です。

逆に、トモジャリアがローズボウルを見ながらの競馬を選択する場合は、ローズボウルが押し出されて逃げる形になるかもしれません。それはそれでローズボウルにとっては好都合で、ルメールJならばペースを落とし、逃げ馬として理想のペースに折り合ってくれる筈です。

一方で、相手関係は相当骨っぽく、フジマサインパクト・トモジャリア・ショウナンアーチー・ダノンブレッド辺りは何れも近走で勝利に近い成績を収めています。只、フジマサインパクト・ダノンブレッドは後方からの競馬になりますから、ローズボウルが自分の展開に持ち込めば、ルメールJが差し届かせることはないものと期待します。

最後に、前走の敗因を「重馬場で早い時計の勝負に対応出来なかった」と言う高速馬場に求める見解も目にしましたが、これは不適当な評価と自分は考えています。何故ならば、前走の勝ち時計が2.10.2に対して、ローズボウルは3走前に2.09.9で同コースを走破しています。今走も高速馬場となる可能性が高そうですが、前走の問題は上り勝負の展開になったことであって、前半からスピードに乗せて中盤で息を入れる展開ならば、時計勝負になっても問題は無い筈です。

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