トレブランシュ
美浦TCに入厩して育成が続けられています。5/20、入厩して１週間でゲート試験を受験して、一発合格を果たしました。多少、「入り」で難がるところがあった模様ですが、「出」はシッカリと反応して、真っ直ぐハミを取って走れていたとのこと。オルフェーヴル産駒は気性的に難のあることが懸念材料ですが、本馬は賢くて気性的にも安定している模様です。
稲垣師のコメントに依れば、「まだトモに力が付ききっていない」との判断から、週明けに森本Ｓに放牧に出ることになりました。デビューに向かっては、先ずはトモの強化が必要と言うことになります。脚質的には短距離傾向で、「芝がダメとは限らないものの、何方かと言えばダート適性」と言うのが稲垣師の見解で、「素軽いと言うよりもパワータイプ」の見立ての様です。
個人的に、本馬は体を柔らかく使えていることから「芝でも行ける」と考えており、先ずは芝でおろして欲しいところです。オルフェーヴル産駒にはダート適性の馬が多いですが、基本的には馬格の有ることが前提なので、出来れば芝で結果を出して欲しい所です。また距離適性も短い方向で考えられている模様ですが、気性的に安定していると同時に、関節の可動域が広く、ストライドも大きく歩けていることから、長い方から試して欲しいと思います。