5/21新潟8R:ルヴァンヴェールは好位から差してクラス卒業

5/21、愛馬ルヴァンヴェールは新潟8R・1勝クラス(ダート1200)に出走し、見事に優勝を飾りました。

今走の馬体重は+4Kg増加して498Kg。前走はスタート直後に不利を受けての3着に対し、仕切り直しの一戦でした。鞍上には小沢Jが継続騎乗されています。
基本的に先行馬に有利な新潟ダート1200において、スタートは最も重要なファクタですが、前走の反省も含めて、今走は絶妙のスタートを切ることが出来ました。只、芝スタートのコースではやはり外枠に分があり、これらを行かせて4番手からの競馬になりました。結果的にオーバーペース気味の馬を行かせて好位置に収まる形になったことは、今回の優勝に繋がる最大の要因だったと思います。

結局3角に取り付いたときは6番手でしたが、実質的には2列目のポジションで、前走の様に前との差は開いていません。6番手のまま4角を回ると、スムーズに外への進路を確保。ラスト300Mで鞭を入れると、脚が止まった先行馬を捉えて先頭に。ラスト50で後続馬に迫られ、瞬間的に差される形になりましたが、ここからもう一伸びして見事に頭差で優勝を飾ることが出来ました。

結果だけ見れば「ハイペースの展開から前が崩れたところを、好位で待機したルヴァンヴェールが差し切った」と言う競馬でしたが、鞍上の小沢Jは4角途中から追い通しで、最後の危うい場面もシッカリと追って差し返しに繋げました。本勝利のファクタは小沢Jの追い通す騎乗にあったことは疑いありません。

振り返って、今回のルヴァンヴェールの勝利は1勝クラスの18戦目の成果であり、この間の去勢を含めた陣営の努力には改めて感謝の念がたえません。本ブログでも不振が続いた頃は「南関に移籍した方が良い」くらいのことを書いていたのですが、能力を信じて工夫を続けて頂いた陣営には頭が下がる思いです。

一方で、今回のTarget-JVの補正タイムを見ると「95」しか出ておらず、これは水準の勝ち時計よりも0.5秒も遅いことを示しています。実際、翌日に行われた牝馬限定の1勝クラスよりも1秒以上遅いタイムであり、メンバと展開に恵まれた優勝であったこともまた事実です。

間違いなく、このまま2勝クラスに上がると相当苦労することになる筈で、ここで戦うためには何かしら対策が必要になると思います。もっとも、1勝クラスを諦めることなく18戦も戦い抜いてくれた陣営ですから、2勝クラスでも様々な工夫を続けて頂けるものと期待しています。

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