9/1新潟4R:フォーチュンリングはタイム差無しの3着

9/1、愛馬フォーチュンリングが新潟未勝利(芝1600)に出走しました。スーパー未勝利戦開始前の勝ち上がりを狙って、連闘の勝負に出ましたが、惜しくもタイム差無しの3着に敗れました。これでフォーチュンリングのタイム差無しの負けは3回目。勝ち切れないと言うよりは、純粋に僅かな運が足りない印象です。😢

今回は連闘に加えて、「初めての重馬場への対応」「新馬戦以来の1600Mのスピードへの対応」が課題になりましたが、何れもフォーチュンリングは応えてくれました。鞍上に乗り替わりの福永騎手を迎え、きれいなスタートを切ったフォーチュンリングは、前走より1列前の7番手のポジションを取りました。これは展望記事で書いた通りの展開で、先行したパストゥレイユとの距離を保つと同時に、1人気のイルーシヴゴールドを視界に収めて競馬が出来るポジションであり、理想的な位置取りだったと思います。

このままのポジションで4角を回り、内目から直線外に出して行くときも、前に詰まることなくスムーズに捌くことができました。そして、前が開くと先頭に立つことが出来ましたが、より外を回してきたリリーバレロとイルーシヴゴールドに頭とクビの差で差されてしまって結果は3着。只、差されたとは言え、フォーチュンリング自体は33.4秒で上り2位の脚を使っていますので、これで差されてしまったのでは、相手が一枚上だったと認めるよりありません。

勝ったリリーバレロが4角12番手から33.3秒の上りで勝ち切ったことを考えれば、結果的にはギリギリまで後ろで脚を溜めて、より馬場状態の良い外目を回すのが正解だった可能性はありますが、これは飽くまでも結果論であって、フォーチュンリングの競馬自体はベストだったと思います。

未勝利を勝つだけの実力は確実にあると思いながら、最後の最後まで追い詰められてしまいました。レース後の奥村師のコメントによれば、「権利は確保してくれましたので、美浦トレセンに戻った馬の体調次第ですが、スーパー未勝利の芝に向かいたいと思います」とのことなので、現時点では9/15の中山芝2000がファーストチョイスとなる様です。

脚元に不安を抱えるフォーチュンリングに多大な負荷を掛けることは本意ではありませんが、ここまで来たらあと1走、なんとか頑張って欲しいと願っています。実際、ここまでのプロセスを振り返って、2週続戦してここまでのキレる走りを見せることが出来たと言うことは、「苦しんできた原因不明の歩様の乱れは今ではクリアされている」と考えられるのかもしれません。

中山芝2000は脚質的にフィットしないことは分かっていますが、今回1600のスピードに対応できたことで、次回400Mの延長でペースが落ちれば、好位のポジションを取ることが出来る筈です。スタミナ面は不安ですが、きっとフォーチュンリングなら、好位から抜け出して差す様な競馬にも対応できると信じています。願わくば、今回で感触を掴んで貰えたであろう、福永騎手に続けて騎乗して頂くのがベストだと思うので、陣営には最大限の調整をお願いしたいと思います。

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