1/23中山1R:ラインオブフェイトは末脚キレて2着

1/23、出資馬ラインオブフェイトが中山・未勝利(ダート1200)に出走し、控える競馬から末脚の切れを見せて2着と健闘しました。

前走の3着から同条件の中山ダート1200を選択したラインオブフェイトですが、馬体重は472Kgで-4Kg。これを見ても、前走の+20Kgが成長分であったことが確実になりました。パドックを周回する姿は元気一杯で、前を周回する馬を追い越す勢いがありました。状態はトップクラスに良かったと思います。

レースはスタートの反応は五分ながら、芝スタートのエリアで二の脚が付きませんでした。結果的にはこれが手痛く、9番の馬に前に入られた上に、この馬がポジションを下げた余波を食らって、9番手からの競馬を余儀なくされてしまいました。

ここで鞍上は控える競馬を選択し、4角を8番手で回ると進路を確保。38.0秒の上がり2位の時計を繰り出して2着まで上がりましたが、勝ち馬のスターリングワースには届きませんでした。

結果だけ見ると5馬身の差の2着ですが、これは勝ち馬が強すぎたと考えて差し支えありません。4番手から最速の上りを使われては、中段から追い上げたラインオブフェイトには打つ手がありません。TargetJVの補正タイムを見ても今走のラインオブフェイトは「99」が出ていますので、普通に勝ち負けできる時計であったことが判ります。実際、3Rのダート1200(牡牝混合)の勝馬よりも1.3秒早い時計で回っており、3Rに出ていれば普通に勝てていたかもしれません。

今回の結果を受けて、ラインオブフェイトが未勝利を勝ち抜けるための能力を有していることは確認出来ましたが、悩ましいのは次走です。普通に考えると、次走は距離を延長した東京ダート1400牝馬限定になりますが、今回が自分の想定よりも1週早く出走したことで、ここから2週空けると牝馬限定戦が組まれていません。取り敢えず、選択肢は

1.中1週で東京ダート1400(牝)
2.中2週で東京ダート1300
3.中3週で東京ダート1400(牝)

の何れかですが、これは相当悩ましい選択です。1400よりも1300の方がマッチすると陣営が考えるなら2番の選択肢もアリですが、牡馬混合で確実に掲示板が確保できるのか、不安が残ります。一方で、「1番を選択して勝てなければ3番にも出走すると言う作戦」は流石に馬体の負担が大きいでしょう。結局、万全の仕上げで3番に臨むのがベストなシナリオの様に思います。

先ずはレース後の脚元に問題の無いことを祈りつつ、陣営の判断をワクテカしながら待ちたいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする