2/15東京7R:レーヌジャルダンは溜めるも伸びず15着

2/15、東京7R・1勝クラス(芝1600)に愛馬レーヌジャルダンが出走しました。年齢上の規約からここで掲示板を外せば引退の可能性の高いレースでしたが、残念ながら15着に沈んでしまいました。

今回の馬体重は454Kg。前回比+14Kgの2桁増ですが、これは前走が減り過ぎた反動であって、パドックを周回する姿は特に重そうな感じはありませんでした。一方で、カリカリした雰囲気も無く、全体的に穏やかな印象を受けました。

今走は武藤騎手への乗り代わりとなりましたが、騎乗しても特に煩くなることはなく、馬場入場後もゆっくりと周囲を確認させた上で、返し馬に入って行きました。

「最後の競争になるかもしれないのだから、逃げても溜めても良いので、半端な競馬だけはしないで欲しい」旨を展望記事の中で書きましたが、陣営の指示は「溜めれば必ず伸びて来るので、信じて待機すること」だったとのことでした。

そして、武藤騎手もこの指示に従い、好スタートにも慌てずに、徹して脚を溜め続けました。そして、直線に向いた所でかつてのキレのある脚を見せてくれることに期待したのですが、残念ながらその気配は全くなく、そのまま15着に沈んでしまいました。

レース後のレクチャーでは明言こそありませんでしたが、今回掲示板を外したことで、このまま引退となる可能性が高いものと思われます。グリーンファームでは(恐らく)最後のディープインパクト産駒で、デビュー3戦目で勝利を上げたときは、まさか2勝目を上げることが終ぞ出来ないとは想像だにしませんでしたが、それでも6歳まで特段の怪我も無く走り続けてくれたレーヌジャルダンには「お疲れ様でした。良いお母さんになって下さい。」と労ってあげたいと思います。

厩舎サイドには言いたいことは山ほどありますが、最後位は控えることにします..。

仮にここで引退したとして、今後の去就は更に不明ですが、クィーンスプマンテの直系ではレーヌルネサンスが社台スタリオンに残っていますので、恐らく本仔も社台スタリオンで繁殖牝馬になれるものと思います。そして、レーヌジャルダンもレーヌルネサンスも、母クィーンスプマンテより良い仔を出す可能性が高いと想像しています。

これは最近傾倒している「フェデリコテシオの理論」を用いての推定なのですが、母クイーンスプマンテに対してその仔の世代は(高活性のノーザンテーストが5世代目に下がることで)母系に強力な活性値の種牡馬が不在となり、父馬似の産駒が出やすくなります。即ち、父系を活かし易い繁殖牝馬になると言うことになります。また、基礎体力値も若干ですがクィーンスプマンテよりも改善することから、活躍馬が出やすい環境に変化すると考えています。

そこで、2020年度に種付けを行うとした場合の配合相手を考えてみたのですが、自分的に期待する種牡馬はブリックスアンドモルタルです。ブリックスアンドモルタルを配合すると、優先祖先がブリックスアンドモルタル自身となり、ブリックスアンドモルタル似の産駒が生まれることになります。また、5代血統表上で父母間クロスが生じないこともポイントです。

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