GF出資馬の近況 2023/4/28

GF出資馬の近況 2023/4/29:アレグロモデラート、ダイヤモンドフジ、スマラグドス、ビクトリーフォース


1.アレグロモデラート

ノーザンF天栄にて放牧を続けています。挫石による頓挫があり、放牧期間が伸びている状況ですが、漸く本格的な乗り込みが行えるところまで状態が戻って来ています。現在の運動目メニューは坂路を14-13で乗られており、歩様にも問題は出ていないとのこと。

5月初に武井師が状態をチェックした上で、問題がなければ帰厩させて、5月末のレースに向かう予定とのこと。

2.ダイヤモンドフジ

4/28、園田・C2(ダート1230)に出走。着差測定不能の大差勝ちを収めています。

3ヶ月以上のリフレッシュ期間を設けてのレースで、この間にC2組に降級していることもあり、勝って当然のレースではあったのですが、流石にこれだけの大差勝ちは予想できませんでした。特に1230Mに距離短縮したことが、折り合いに課題の有る本馬には良い方向に出たと思われます。

今回の結果を見る限り、C1に昇級しても1230Mならば普通に勝ち負けが期待できます。あと1勝で中央復帰の条件を満たすことから、もはや注目すべきは、再度移籍を行うのか、このまま園田で地道に稼ぐのかの、判断になると思います。

本馬は特別提供馬であった背景から、既に収支はプラス転換していますので、このまま園田で長くトントンの競馬をするのも悪く無いと思います。一方で、C1に昇級しても完勝できるようならば、中央1勝クラスでも賞金を稼げる可能性はありそうです。この辺りはクラブの判断に注目をしたいと思います。

3.スマラグドス

グリーンウッドTにて放牧中です。現在の運動メニューは坂路17-17と周回4000Mの軽めを乗られており、今週から15-15を再開しているとのこと。状態は変わりなく、精神的にもイライラは見られないとのことでで、状態は回復して来た印象です。何より馬体重が480Kgまで増加した点が朗報です。入場時の448kgはガレる寸前にも思えましたので、ここでシッカリ立て直して、夏~秋の競馬に向かって貰えればと思います。

4.ビクトリーフォース

ゲート試験に合格したのち、山元TCに移動しています。出来るならば、コースでの時計を見てから放牧に出して欲しかったのですが、「そこまでの状態にも至っていない」と言うのが陣営の判断かもしれません。

牧場スタッフのコメントに依れば「まだ、馬体に緩さと気性面の幼さなさが見られます。4月上旬に北海道を出発してから、山元TCと美浦トレセンの往復や環境の変化に戸惑っているのかもしれません。」とのこと。
一方で、馬っぷりが良く、飼葉の喰いも心配ないとのことなので、山元でしっかりと負荷をかけてくれれば、自然と状態は上がってゆくと思います。現在の馬体重は502Kgで、既に十分な馬格に育って来ています。

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