3/9中山牝馬S:アレグロモデラートはスタートが合わず8着

3/9、中山11R・中山牝馬S(G3・芝1800牝・ハンデ)に愛馬アレグロモデラートが出走しました。特別登録時点では抽選の対象になりましたが、回避馬が出たことで出走権を確保することが出来ました。即ち、実績評価では最下位であり、ハンデは50kgの最軽量をもらうことが出来ましたが、軽量過ぎたのか主戦格の富田Jは騎乗できず、木幡巧也Jに乗り代わりとなりました。

本走の馬体重は+4kg減って488kg。関東圏でのレースは実に6走(15カ月)振りで、直にアレグロモデラートを見られるのは本当に久しぶりでしたが、以前と比べると格段に落ち着きが出てきた様に感じました。

以前は馬場入りするとテンションが上がってしまう問題がありましたが、この日はその様な気配も全く感じられず、スムーズに返し馬に入りました。

中山芝1800はスタンド前で輪乗りが行われますが、ここでも特に荒ぶる気配は感じられません。この感じならば、懸念されたスタートも無事にこなしてくれるのではないかと思ったのですが..。

ゲートに入ると首を大きく上下に振り始め、正に首を下げきった瞬間にゲートがオープンして、1馬身の出遅れ。この段階で狙った先行策は諦めるよりなく、腹を括った木幡Jは最後方に下げて1角~2角を回ります。

只、結果論かもしれませんが、バックストレートで1つ前を最終的に2着に入る14番のククナが走っていました。このククナが1000M手前から仕掛けた時に、一緒に着いて上がることが出来ていれば、掲示板は確保できたかもしれません。実際は、反応が一拍遅れてしまい、これが最後の着差に繋がった様に思います。

アレグロモデラートが3角を11番手で侵入したのに対し、ククナは7で侵入。何れもラスト3Fは35.8秒の3番時計で上がっていることから、3角のポジションの差がそのまま最終着差になったと考えられます。

2度目の重賞挑戦も結果は8着に終わってしまいましたが、アレグロモデラート自身は本当に良く走っていたと思います。スタートが致命的に残念でしたが、出遅れと言うよりはタイミングの合わない不運と考えた方が良いと思います。

今回のレースも決して悪い内容ではなかったと思うので、個人的には次走もこの路線で4/20の福島牝馬S(G3・芝1800牝)で見て見たい気がしますが、格上のハンデ戦を狙うのであれば、4/14の福島民報杯(L・芝2000ハンデ)も有りかもしれません。(昨年は斤量50kgに恵まれたエリオトロービオが2着に入っています。)

レース後の武井師のコメントによれば「レース内容としては悪くなく、自己条件なら力は上だと感じるレースでした。この後は一度放牧に出して、牝馬限定戦を目標に再調整していきます。」とのこと。牝馬限定に拘るとすれば、件の福島牝馬Sか5/19のパールS(京都・3勝クラス・芝2000)より選択肢がありません。この辺りは師の判断を待ちたいと思います。

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