5/28富嶽賞:ラインオブフェイトは4枠8番

5/28、東京9R・富嶽賞(2勝クラス・ダート1400)に愛馬ラインオブフェイトが出走します。近走は阪神ダート1400で安定した成績を残して来たラインオブフェイトですが、今年初めて関東に戻ってのレースとなります。

現時点での単勝オッズは9.7倍の4人気。馬単と3連単の売れ方から推測しても単勝10倍前後の5~6番手の評価となりそうです。しかし、個人的にこの評価はあまりにも過小評価され過ぎていると考えます。以下、その根拠を示します。

まず人気の上がらない要因として考えられるのが東京コースへの適性の不安です。過去の東京での実績は13着と16着ですから懸念される所は理解できます。しかし、16着はダート2100と言う脚質を無視したレース選択の結果であり、13着は脚部に不安を感じた鞍上がペースを緩めた結果です。真っ当にレースを行った上での結果ではありません。

逆に、東京ダート1400は2つの点で前走の阪神ダート1400よりも有利であると考えます。まず、左回りは過去2勝を上げた実績から、右回りよりも間違いなく得意です。さらに芝スタートからダートスタートに変わることもラインオブフェイトにはプラスに働きます。

揉まれると弱い所の有る本馬としては外枠を引きたい所でしたが、今回の8番枠は必ずしも悪いものではありません。なぜならば、本馬より外にテンの早い馬が存在していません。外側から被されるリスクはないことから、揉まれること無く先行集団を確保出来る筈です。加えて、人気を落とすことでマークも緩む筈ですから、自由に競馬をさせて貰える公算がより高くなります。

展開的には2番ベストマジックが逃げてくれればその外を番手で追走するのが理想ですが、他に行く馬が居なければ本馬が逃げてしまって良いと思います。これについても、人気を落としていることで楽逃げ出来る可能性が生じます。

相手関係を確認すると1人気のプレシオーソはダート替わりの前走で2着を記録しましたが、着差は0.8秒も離されています。一方でラインオブフェイトは前走5着ですが、着差は僅か0.2秒で、もう少しペースが緩んでいれば頭まである展開でした。Target-JVの補正タイムで見ても、プレシオーソの前走が「95」に対し、ラインオブフェイトは「97」が出ており、これは全出走馬でトップです。

恐らく、陣営も今回のレースは秘かに勝負気配で来ていると思います。これは、鞍上に早くから戸崎Jを確保していたことからも伺えます。競馬ブックの調教診断もA評価で、状態面の不安も無さそうです。普段は愛馬の馬券をあまり購入しないのですが、これだけ甘く見られるのであれば、久しぶりに勝負してみたくなるレースです。

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