DMM出資馬の近況 2023/4/14

DMM出資馬の近況 2023/4/14:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ、スマイルコレクター


1.グランベルナデット

4/9、忘れな草賞(L・芝2000)に出走して見事に優勝。オークスへの出走に向けて大きな賞金を加算してくれました。現時点で出走確定には至っていませんが、距離適性から賞金上位が全て出走することは無く、出走可能性に懸念はないと考えています。

レース後も脚元に問題は無く、2日後には普通の運動メニューを消化しているとのこと。レントゲン検査でも特に問題の認められなかったことから、4/13、山元TCに放牧に出されています。

2.グランデスフィーダ

チャンピオンヒルズにて放牧が続けられています。この中間も至って順調に進んでいるとのこと。牧場スタッフのコメントに依れば「以前のドタドタするような走り方から軽い走りに変わってきました。馬体も申し分ないです。」とのこと。

あと2週間くらい速めの調教を実施して厩舎に戻されるみこみとのこと。次走について、具体的な目標は示されていませんが、スピード調教が繰り返されている状況から、3歳戦の間にデビュー戦以来の芝を試す可能性もありそうでます。5月末に東京で平場の芝2400が組まれていますので、その辺りは如何でしょう。

3.ミスティックロア

チャンピオンヒルズにて放牧中です。前走の疲労から急速な回復途上にある本馬ですが、この中間も順調に回復を続けている模様です。厩舎長のコメントに依れば「精神的に大人になってきていますし、休ませて疲れは完全に取れました。周回の走るバランスはいいポジションにあるのですが、坂路に行くと体が完全に伸びて収まりづらい走り方になっていました。」とのこと。

陣営からは具体的な目標を定めず、馬体の回復を最優先に進める方針が示されていることから、当面はバランス調整を重点に乗り込みが行われる模様です。あと1月程度乗り込んで、6月初旬に1勝クラスを勝って貰えるとレパードSが見えますので、上手く進捗して欲しいと思います。

4.シンハナーダ

ノーザンF早来にて育成が続けられています。依然としてテンションの高い問題に改善はみられず、馬体が更に減って来ているとのこと。一方で、以前よりも爆発する雰囲気は無くなって来たとのことで、なんとか精神面の成長が進むことを期待しています。牧場スタッフのコメントによれば「馬体が増えてこないのと馬のシルエットは出来上がっているので、移動が近いのを考慮して調整は軽めにしています。」とのこと。

気性面を除けば「走りは良い」と評価されていることもあり、速ければ5月中旬頃の移動も検討されています。

5.スマイルコレクター

社台Fにて育成中。引き続き馬の状態は良好で、毛艶が冴えて筋肉のメリハリも付いてきたとのこと。動画を見ると相変わらずのテンションに見えるのですが、それも馬房を出て「これから走れる」ことを理解した上で燥いでいるとのことで、見方を変えれば抜群のバネを感じさせる動きとも言えます。

牧場スタッフのコメントに依れば「坂路の動きはぶれがなく真っすぐ上がってきます。走りはまとまってきているのであとは精神的な成長だけです。」とのこと。なお、前回更新で言及された早期移動については、馬体重が増えるまで様子を見ることになりそうです。450Kg超まで厚みを増すことが当面の目標になりそうで、4/12時点の馬体重は442Kgです。

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