GF出資馬の近況 2022/3/9

1.アレグロモデラート

3/27のミモザ賞(中山・芝2000牝)への出走を目標に、在厩のまま調整を続けています。現在は前走の疲労の回復に努めている状態ですが、歩様などへの問題は出ていないとのこと。武井師のコメントによれば「今週末ぐらいから時計を出す予定にしています。馬の食欲も旺盛で、馬体重は470㌔まで回復しています。」とのこと。注目の鞍上については、横山武史Jが高松宮記念に向かうため、本馬への継続騎乗の出来ないことは確定的となったことから、マーチSに騎乗する上位騎手の中から鞍上を早めに確保して欲しい所です。例えば、菅原Jが乗ってくれれば文句無しなのですが..。

2.ヴァロンダンス

前走の復帰戦で掲示板を確保したことから、在厩のまま続戦の方針が示されていた本馬ですが、先週~今週の追切の状態を見て、今週末の中山・未勝利(芝1800)に向かうことが決まりました。本日の追切は坂路を2本登坂して、2本目で55.3-40.0-25.7-12.8(馬なり)を計時しています。全体時計を見る限り軽目の追い切りでしたので、てっきり本番は来週かと思いましたが、宗像師からはGOサインが出ています。

鞍上は丸田Jが継続騎乗されます。本馬の特徴は理解されている筈なので、今回は前からの積極的な競馬を期待したいところです。想定を見るとエフフォーリアの半弟が出走してくる模様ですが、本馬も休み明け2走目の変わり身と、距離を1800に伸ばすことで脚質が嵌ることを期待したいと思います。

3.ローズボウル

3/12の阪神・2勝クラス(ダート2000)への出走を目標に、在厩のまま調整を続けています。本日、最終追切を美南Wで実施して、6Fから58.6-69.8-54.3-39.5-25.6-12.5(位置8,一杯に追う)を計時しています。何時もと変わらぬ時計ですが、馬場の外目を走って、シッカリと負荷が掛かっている印象です。

今回が2勝クラスへの昇級戦に加えて、関西圏への輸送も初めて、鞍上も初めての富田Jと初めて尽くしになります。さらに、比較して右回りは得意とは言えず、正直、強気になれる要素はありません。相手関係をみても、前走を2勝クラスで2着の馬が2頭、掲示板内の馬は5頭もおり、かなりメンバーが揃った印象です。一方で、前走掲示板の5頭の内のジュンキリタップには過去先着を果たしており、ローズボウルが全く戦えないレベルでもありません。先ずは今回はクラス慣れを目標に走って貰えれば良いかと思います。ここまで突けて使って来ましたので、結果の如何に依らず、レース後はリフレッシュに入ると思います。

4.ルヴァンヴェール

3/19の中京・1勝クラス(ダート1200)への出走を目標に、在厩のまま調整を続けています。竹内師のコメントによれば「今週末から時計を出す予定にしています。馬も厩舎で飼い葉をしっかり食べてくれていますので、続けて3走目になりますが、引き続き良い状態でレースに向かえると思います。」とのこと。鞍上には継続騎乗となる菅原Jが確保されており、中京・ダート1200への適性も含めて、ここは勝負気配のレースになる気がします。

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