5/9東京6R:ルヴァンヴェールは控えても伸びず11着

5/9、ルヴァンヴェールは東京6R・1勝クラス(ダート1300)に出走しました。想定した通り、陣営は前々走で結果を出した「控えてロスなく立ち回り、末脚に賭ける競馬」を選択しましたが、期待した程のキレは見られず、11着に惨敗しました。

正直、レースの回顧はこれで終わりにしたい所ですが、取り敢えず敗因らしきものを考えて見ます。まず、7番枠発走も含めて、作戦的には前々走と全く同じでしたが、ラストのキレは全く違うものでした。

もっとも、今走の上り3Fが36.6で、前々走は36.0ですので、前々走と同じ上りを使ったとしても今走では掲示板にすら乗れなかったことになります。これは「前が止まらなかった」とも考えられますが、むしろ「本馬のポジションが後ろ過ぎた」と考えた方が正しい様に思えます。

それでは、「何故ポジションが後ろになったか?」を考えてみると、恐らくその原因はレースペースにあったと考えます。前々走の900Mの通過タイムが54.6に対して今走は53.2と1.4秒も早く、このペースに付いて行っても脚は溜まらないと鞍上は考えたのではないでしょうか。

しかし、ペースが流れたにも関わらず前は止まらず、本馬にとっては全く勝負にならない結果となったと考えられます。要するに完全な力負けです。

正直、今の条件でレースを続けても放牧とレースを繰り返すのみで、先の展望が開ける気がしません。竹内師によれば「優先権のある5着以内に入れませんでしたので、短期放牧を挟みます。次回は、違った競馬を試してみたいと思います。」と毎度のコメントですが、半端な作戦変更に意味は無いと考えます。

そこで、個人的に試して欲しいのが大幅な距離延長です。ダート1800まで距離を延ばせばレースペースは落ちますので、末脚を使える可能性がワンチャンあるかもしれません。さらに、先週の中京・1勝クラス(ダート1800)は出走頭数が8頭で、超低レベルのレースでした。

恐らく、当面の中京の状況は変わらないと思われますので、無思考で短期放牧に出したりせず、使えるレースから試して欲しいと思います。

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