12/5中山7R:ルヴァンヴェールは上り最速も7着

12/5、中山7R・1勝クラス(ダート1200)に愛馬ルヴァンヴェールが出走し、上り最速を記録しましたが着順は7着までとなりました。

前走から2ヶ月半の休養を入れて再び中山ダート1200への出走となりました。この間、地方交流戦を2つ除外されており、調整のピークを考えればここでの出走は止むの無いところでしょう。

レース展望のブログでも書きましたが、本馬は現級ではワンパン足りない印象で、上位進出には展開の助けが欲しい所でしたが、残念ながら今回も理想の展開とはなりませんでした。

竹内師のコメントによれば「前半はリラックスさせて、終いを伸ばす作戦でレースに臨みました。」とのことで、前崩れを期待するレースでした。しかし、天候は朝からの小雨で脚抜けの良い馬場となってしまい、ハイペースの前半にも関わらず、前の停まらない展開になってしまいました。

加えて、2番枠を引いたこともツキがありませんでした。レース前のブログで懸念した通り、今回も殿からの競馬が選択され、36.4の抜けた上り時計を記録しながらも、着順は7着止まりとなりました。

この辺りが前走から進歩の感じられない部分であり、工夫の欲しいところでした。脚抜けの良い馬場であることは事前に分っていたにも関わらず、あれだけ後方に下がってしまったら、如何に速い上がりを使えてもレース結果には結びつきません。4角を10番手前後からこの脚が使えれば掲示板は確保できますので、それ位は狙って欲しいところでした。
今回の結果では「あれだけ控えれば流石に上り最速は出るよね」と言う内容でしかなく、収穫は特に見つかりません。Targetの補正タイムも上り最速にも関わらず「91」止まりで、本馬のベストには及ばず、これは序盤が下げ過ぎであったことを示唆しています。

レース後のコメントを見ると「今日の内容なら、距離を延ばす選択肢も広がってきました。」とのことで、次走は距離延長を試すようですが、この辺りのロジックが自分には今一つピンと来ません。
今のうちに条件変わりを試してみることは良いとは思いますし、年明けの中山開催を目標とするならダート1800の一択でしょう。只、中山ダート1800に求められる適性は「先行するスピードとその持続力」ですので、本馬が今回のレースで示した末脚を見ての選択としては聊か疑問が残ります。

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