GF出資馬の近況 2022/2/3

1.アレグロモデラート

2回中山1週目の出走を目標に、ノーザンファーム天栄にて調整を続けています。牧場スタッフのコメントによれば「週2回坂路コースで14-13と、週1回14秒ペースを乗り込んでいます。また、馬格や体幹の部分も少しずつしっかりしてきた印象で、馬体重も強め調教を継続してから減らさずに477Kgと成長しています。」とのこと。

既に鞍上には横山武士Jが確保されていることからも、万全の態勢で次走に臨んで貰えるものと確信しています。

2.スズナミ

1/29の東京・未勝利(芝1800)に出走して7着でした。中盤の不利もあって、最後方まで下がる形になりましたが、直線で外に出されると伸びて来ました。34秒台前半の上りはこれまでに見せたことの無い末脚であり、見どころのあるレースだったと思います。

レース後も歩様に問題は無く東京開催での続戦の方針が示されました。只、今回権利が取れなかったことで、芝2000以下のレースへの続戦は困難と考えていましたが、林師からは2400への出走が示唆されています。一気に600Mの延長は流石に想像外でしたが、結果は別にして競馬が形になるだけでも後々大きいと思いますし、そのチャレンジを余裕のあるこのタイミングで試すことは、良い施策であると思います。

3.ヴァロンダンス

1/29、中山開催での復帰を目標に美浦TCに帰厩して来ました。既に坂路での乗り込みが開始されており、2/3には2本の登坂を行っています。この2本目では57.7-42.0-27.4-13.9(馬なり)を計時しており、順調にペースアップが図られている印象です。

一方で、現在の馬体重は430Kg。これは天栄に在厩時と比較して20Kg落ちていますが、移動を含めた環境変化によるものとのこと。前走の馬体重が422Kgでしたので、これよりは膨らませて出走に漕ぎつけたいところです。

4.ダイヤモンドフジ

宇治田原優駿Sにて調整中です。挫石による頓挫から回復状況にありましたが、1/28、再び左前の蹄を気にする様になったとのこと。熱感もあるため休ませて様子を見ている模様です。蹄の疾患は大事になる恐れもありますから、ここはしっかりと獣医の診断を仰いで欲しいと思います。

5.ローズボウル

1/30の東京・1勝クラス(ダート2100)に出走して3着でした。本馬にとって理想な展開から勝ちきれなかったことは残念ですが、時計的には本馬も能力を示しており、ここは先着した2頭を評価すべきと考えています。

レース後も脚元に問題は無いとのことで、林師からは中1週で同条件のレースに出走する方針が示されています。なお、鞍上は今回騎乗の酒井瑠星Jに先約があるため、菅原明良Jに乗り代わりになる模様です。予定外の出走になりましたが、関東のリーディング上位を確保するマネージメントには感謝したいと思いです。

6.ルヴァンヴェール

2/6の東京・1勝クラス(ダート1300)への出走が確定しています。2/2、美南坂で最終追い切りが行われ、52.0-37.2-24.2-12.2(一杯に追う)を計時しました。基本的に追い切りでは良く動く本馬ですが、今回の時計はその中でも好時計が出ており、状態の良さが伺えます。

去勢手術を経て、秋の2走では先行する競馬が形になりつつあり、5着→4着と安定した結果が出て来ています。短期放牧を挟んで状態も良さそうであり、ここはそれ以上の結果も期待したいところです。なお、手の合っていた石川Jの確保が出来ない問題については、菅原明良Jが代役に指名されました。ノッている若手騎手への乗り代わりとなり、ここは思い切りの良い騎乗をして欲しいと思います。

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