5/8、新潟2R・未勝利（芝1200）に愛馬ダイヤモンドフジが出走します。デビュー戦で鬼脚を繰り出して２着に入り、距離を1400に延長した２走目では、ゲート難から制御の効かない競馬になり、暴走から失速して８着に沈んでしまいました。この結果、ゲート試験を課されると同時に、気性面の危うさが本馬最大の課題であることが明らかになっています。
その後はリフレッシュ休養に入りましたが、蹄に原因不明のトラブルが発生して復帰戦が大きく遅れてしまいました。なお、最終的に蹄のトラブルに関しては、蹄鉄を工夫することで解決に至った模様です。気付けば６カ月の間隔を空けての復帰戦となってしまいましたが、その舞台には新潟ダート1200がチョイスされました。前走で1400に延長して暴走した状況から、再び距離を1200に戻しています。
ここで、前から競馬をするのか、デビュー戦の様な後ろからの競馬を目指すのか、陣営の指示が気になるところです。コース特性からは先行有利のコースであり、行けるならば行ってしまう方が望ましい様に思います。２走目は鞍上が無理に抑え込もうとして馬と喧嘩する状況でしたから、それよりは気持ち良く行かせてしまった方が良いのではと考えます。
もちろん、理想の展開は番手に控えて直線で抜け出す形ですが、そう言う器用な競馬が本馬に出来るかと言うと、正直、難しい気がします。兎にも角にも、最大の課題はゲートを無難に出ることで、その後は馬の気持ちに任せて鞍上の判断で柔軟な位置取りをして貰えれば良いと思います。
本レースは減量騎手が多数出走する中で、本馬にはデビュー戦で手綱を取った富田Ｊが復帰します。これは「経験の少ない若手騎手では本馬を御すことは難しい」と言う判断があってのものと想像しています。
また、大外の16番枠は先行する上では不利になりますが、ゲートに不安を抱える本馬にとっては最後に枠入り出来ることで良枠になるものと考えています。只、前回のゲート再審査のペナルティで先入れを課せられてしまうと、デメリットが拡大してしまいます。
一方で、相手関係は過去に３着内を記録した馬が本馬を含めて４頭しか存在せず、Target-JVの補正タイムは「95～98」に集まっています。即ち、確勝級の馬がおらず、ワンパンチ足りない馬が多数出走してくる状況です。ここは、特に相手を意識することなく、自分の競馬に徹して貰えれば、最低限の目標である掲示板はクリア出来るものと思います。