5/11東京4R:アルジェンタータは前進の無い8着

5/11、東京4R・未勝利(ダート1600牝)に愛馬アルジェンタータが出走しました。前走が初ダートで変わり身を見せたアルジェンタータでしたが、期待したようなダート2走目の上積みは見られず、内容的にはむしろ後退する状況で8着に終わってしまいました。

アルジェンタータが在京の競馬場に出走するのは今回が初めてであり、自分も漸く直に愛馬を目にすることが出来ました。第一印象は「小柄」と言うことでしたが、毛艶が良くて体調は良さそうに見えました。只、気性的には最後まで煩い様子で、騎手が騎乗しても落ち着くことはありませんでした。

そして、嫌な予感を感じたのが馬場入りしたあとでした。返し馬にはスムーズに入りましたが、パドックでは見られなかったシャボン状の発汗が急に目立つようになりました。当日はかなり気温が高かったので、パドックで少しずつかいていた汗が、馬場に出た所で流れ出したものと思いますが、他馬と比べて発汗量は多かった様に思います。

レースはスタート自体は大きく出遅れた訳ではありませんでしたが、行き脚が全くつかず、鞍上も前に出す意思を見せなかったことで最後方からの競馬となってしまいました。

展望記事の中で、「出遅れたら無理にポジションを取りに行かずに直線に賭けて欲しい」旨を書いたのですが、流石にここまで離れた後方に下がることまでは想定していませんでした..。正直なところ「いくら何でも下げ過ぎだろう」と言うのがレースを見ていての印象でした。結局レースはそのまま進み、3角~4角で2頭抜いて、直線でも一瞬伸びる気配を見せたものの前走の様なキレは見られず、「8着まで」と言う結果でした。

3着に入ったトゥインクルリーフと序盤は同じようなポジションにいましたので、これに付いて行く様な形で前走の様に捲って行けば、もう少し結果も違ったのではないかと思ったりもしますが、逆に「最後方で脚を溜めても上り8位の脚しか使えなかった」と言う事実には、かなり厳しいものを感じてしまいます。

Target補正タイムは「83」と出ましたので、前走より12も数字が下がってしまいました。流石にこれは負けすぎだろうと思いますし、体調面が不十分だった可能性もありますが、それでも最大の課題が序盤の行き脚の無さであることは間違いなく、ここを修正できない限り、勝ち上がりは厳しいと言わざるを得ません。ブリンカーを試す等も1つの施策である様に思います。

今回、「当初の鞍上はルメール騎手を予定していたところが、騎乗停止のためにデムーロ騎手に乗り替わりになった」とのことで、この辺りから運に見放されていた感じもします。次走は丸田騎手に手を戻して福島を狙うとのことですので、復帰は6月後半以降となってしまいます。いよいよ後が無くなってしまいました。

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