5/8、新潟12R・１勝クラス（ダート1200）に愛馬ルヴァンヴェールが出走します。一時は１勝クラスで頭打ちに思えた本馬ですが、去勢手術を経て気性面が改善したことで、１つ上のクラスを狙えるところまで成績を伸ばすことが出来ました。ここまで、５戦連続で掲示板を確保する安定した成績を残しており、現時点の単勝オッズは１人気に推されています。
相手関係を見ると、前走馬券内の馬がルヴァンヴェールを含めた３頭。前走のTarget-JV補正タイムはルヴァンヴェールと３番ララサンシャインの２頭が「99」で、水準まで0.1秒の所に迫っています。恐らくは、ここに11番アルマセクメトを加えた３頭が人気上位を占めることになる筈です。
一方で、ルヴァンヴェールの最大の不安要素は、鞍上が手の合っていた菅原Ｊから減量-2Kgの小沢Ｊへ乗り代わりになること。個人的には鞍上の固定を優先して東京6Rのダート1300に出走して欲しかったのですが、陣営としてはレースレベルがより低い新潟を選択したものと思われます。
恐らく、ルヴァンヴェールの作戦は今回も先行策の筈ですから、小沢Ｊには「スタートを決めて前のポジションを取ること」に集中して貰えれば良いと思います。その点、中央外目の10番枠は好枠ですし、スタートの上手なルヴァンヴェールに任せて出れば、１～２番手のポジションは普通にキープ出来る筈です。本馬より外枠のアルマセクメトとメディシスの２頭に前を被されると面倒なので、スタートの状況次第では逃げてしまって構わないと思います。
先行馬が有利な新潟ダート1200に減量騎手で勝負する陣営の考えは、「兎にも角にも行き切ってしまい、あとは-2Kg減を生かして粘り込みを図る」と言う、シンプルな競馬で勝負することにあると考えています。