1/30東京7R:ローズボウルは理想的展開も3着

1/30、愛馬ローズボウルは東京7R・1勝クラス(ダート2100)に出走し、注文通りの理想的展開になりましたが、結果は3着と今回も勝ち切ることが出来ませんでした。

ローズボウルは秋2走を距離延長して臨むも勝ち切れず、年明けの中山開催は挫石により回避。結局、1年を経て未勝利戦を勝利した東京・ダート2100に戻ってくる形になりました。約3ヶ月半の間隔を空けて臨んだ今走の馬体重は+12Kg増加して516Kg。過去最も重い体重での競馬となりました。

これを成長分と見るか、挫石で調教を休んだことを含めての重め残りであったのかは不明ですが、パドックを周回する姿に重苦しい雰囲気はありませんでした。只、これは毎度のことなのですが、終始小脚を使って落ち着きのない周回ではありました。

今回の鞍上は主戦の武藤Jの怪我により、坂井瑠星Jへの乗り代わりとなりました。馬場入りした後は相当な時間を掛けて内埒沿いを歩かせており、本馬を落ち着かせようとする意志が見て取れました。

大外12番枠を引いた本レースは、微妙に伸びあがるスタートから一拍遅れましたが、直ぐに行き脚がついて、1角手前では無理なく2番手のポジションを確保することが出来ました。外々を回らされる不利も無く、キックバックを嫌う本馬にとっては理想の展開に持ち込むことが出来たと思います。

レースは逃げ馬の斜め後ろ2番手をキープしたまま3角を回り、4角手前で鞍上が促して逃げ馬に並びかけます。ここまでの流れに全く無理は感じられず、「これは勝ったな」と思ったのですが、予想以上に逃げ馬を交わすまでに距離を要しました。結局、ラスト300M地点で捉えたのですが、後方でローズボウルをマークした競馬をしていたフジマサインパクトとピュアブラッドの2頭に交わされてしまい、3着の結果となりました。勝馬との着差は0.4秒で完敗を認めるよりありません。

レースを終えた直後は「何時もより直線の伸びを欠いた」様に感じたのですが、ローズボウルもラスト3Fを36.6で上がっており、これは自身最速の上りです。凍結防止剤の使用は不明ですが、良馬場で時計の掛かる状況であったことを考えれば、「持てる力は発揮した」と考える方が自然でしょう。

さらに、Target-JVの補正タイムを確認すると「103」が出ており、これは1勝クラスの勝利水準より0.3秒速く走破していることを示しています。秋2走の補正タイムが「96→100」でしたから、それよりも好時計で走れていると評価されます。

理想の展開でも勝ち切れなかった今走の結果を見て「条件の見直し」も頭を過りましたが、上記の評価から、「今走の敗戦は1~2着馬の走りを称えるべきであって、ローズボウルの走りに問題は無かった」と考えるに至りました。

レース後の林師のコメントによれば、「今回は休み明けでしたので、ここを叩いての上積みに期待します。レース後の状態次第で中1週の同条件に向かう予定です。」とのことで、無用に慌てることなく「同条件で再走」の方針が示されたことは本当に良かったと思います。次走こそ、5度目の正直を期待します。

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