2/25中山7R:グランデスフィーダはスタートが決まらず7着

2/25、中山7R・3歳1勝クラス(ダート1800)に愛馬グランデスフィーダが出走しました。前走は勝負どころで不利を受けたことで仕切り直しの1戦でしたが、最大の武器であるスタートを決めることが出来ず、ちぐはぐな展開から7着に沈む結果となりました。

本走の馬体重は-4Kg減って522Kg。マイナス体重になりましたが、これは良い感じに絞れた印象で、パドックを周回する姿は馬っぷりが目立ち、初の関東への移動も問題なくクリア出来た様に見えました。

そして、問題のスタート。これまでのレースでは抜群の反応でゲートを出たグランデスフィーダでしたが、この日は大外の最終枠入れにも関わらず、立ち遅れて最後方からの競馬になってしまいます。さらに、二の脚も何時もほどは目立たず、鞍上が積極的にポジションを取りに行かなかったこともあって、結局9番手で1角に侵入することになりました。

レースの展望で書いた様に、本馬の最大の長所はスタートとテンの速さですので、その両者を活かせなかった時点で、レースプランは崩壊していた様に思います。陣営からの指示が何処まで鞍上に伝えられていたのか不明ですが、多少の出遅れであれば、二の脚を使って6番手にはつけて欲しかったと思います。この辺り、急な乗り替わりによる意思伝達が十分にされていたのか疑問が残りました。

レースは9番手のポジションのまま2角を回りましたが、先頭との差はさらに開きます。そして、ラスト1000M地点から追い出しを開始しますが、捲るならば行き切って欲しい気もしました。結局、前との差を詰めるだけで3角に侵入。4角出口では外に振られるロスがあり、直線で伸びるも目の覚める様な末脚はありませんから、最終的に2頭を交わして7着までと言う結果になりました。

勝馬に対しては10馬身以上も離される結果になりましたが、これについては1~2着馬の時計が突出しており、参考外として構いません。1勝クラスの水準時計は3着のアレクサと考えると、もう少し抵抗の余地がグランデスフィーダにもあったと思います。アレクサと本馬は3角入口のポジションは並んでいましたが、最後に上りの時計で0.8秒の差を付けられており、これが最終的な着差となりました。

アレクサの上り38.8秒はこれまでのグランデスフィーダならば出せた時計で、それが使えなかった理由がイコール敗因と考えられます。その最大の原因はバックストレートで脚を使ったことであり、更には序盤のポジション取りにあったと言えます。
序盤の行きっぷりが何時もより悪かった点や、4角で振られたことを含めた右回りへの対応など、問題はスタートだけではありませんが、やはり1000M地点からのロングスパートが強いられた時点でレースは終わっていたと思います。

本来の競馬が出来なかったことで、不完全燃焼な感じは否めませんが、2戦続けて使いましたので、ここでリフレッシュを挟むと思います。今後の予定は明らかにされていませんが、現状でトップクラスにいないことも事実ですから、焦らずに成長を待つのが正解なのかもしれません。

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