YGG出資馬の近況 2021/9/1

1.ラインオブフェイト

前走で1勝クラスを見事に突破。その後、不安を抱えるトモにも問題は発生せず、在厩のまま続戦の方針が示されています。

トモの不安から前走でも追い切りは軽めの内容に終始していましたが、この中間もそれは変わらず時計にならない所で乗られています。田島師のコメントに依れば「あまりテンションが上がってしまうと良くないので、追い切りは来週だけで行こうかと思います。」とのこと。

関係ない所でテンションが上がったりすることがあるらしく、「その辺り、もう少し落ち着いて欲しい」とのことですが、この癇性が競争能力の源泉の可能性もありますから、有為な個性かもしれません。

現時点で太目感はなく、馬も元気一杯と言うことで、直前追いの一本のみでレースに向かうことが出来る見込みです。目標レースは9/12の中山12R・2勝クラス(ダート1200)が予定されています。鞍上は丸山騎手の継続騎乗の予定が示されていますが、その後、丸山騎手のコロナ発症が発表されており、来週の騎乗は確実に出来ません。誰に乗り代わりとなるかで本馬の期待値が測れると思います。

2.ドライスタウト

来週土曜日のデビュー予定で進められていたところ、8/31、熱発を起こしてしまいました。体温が40℃まで上がってしまい、調教の疲れが表に出たものと考えられます。「現在は薬も効いて体温も安定している」とのことですが、流石に来週のデビューは難しく、リスケが決定しています。

すぐに回復する様であれば中山開催の後半あたりでデビューも考えるとのことですが、ガクッとくる様であれば放牧に出して立て直しを図った上で、10月の新潟開催を目指す様です。

個人的な感想としては、ここまでの追い切りで目立った時計が出ておらず、これは喉をケアした結果と考えていましたが、この程度で熱発が出る様であれば、一旦立て直した方が良い気がします。只、陣営はデビュー戦の鞍上に戸崎騎手を確保していたと言うことで、この調教内容でも「十分戦える状態」と認識していたものと考えられます。

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