YGG出資馬の近況 2022/6/9

1.ラインオブフェイト

前走後も脚元に問題は無く、続戦の方向で美浦TCに在厩のまま調整を続けています。昇級戦の目標レースとしては6/26の花のみちS(阪神・ダート1400)を予定する旨、発表がされていますが、一方で、戸崎Jも坂井Jも騎乗が出来ず、鞍上が確保されていない状況です。乗り難しい本馬だけに、下手な鞍上に乗り換えて臨むのは避けて欲しいところです。当日は宝塚記念の開催日でもあり、集まった上位騎手の中から騎乗して貰える鞍上を探すことが出来れば良いのですが…。

このまま、真っ当な鞍上の確保が難しいのであれば、同日に東京で開催される甲州街道S(ダート1600ハンデ)の選択肢も浮上します。1600Mは勝鞍もあり距離の不安はありません。苦手な芝スタートは阪神・芝1400も変わらず、むしろ得意の左回りになるメリットがあります。鞍上が確保出来るならば、前走で勝利した東京で続戦する方が良い様に思います。

2.ドライスタウト

兵庫csのスタートで負った故障からも回復し、6/8、栗東TCに帰厩しています。18-17ペースの軽目ではありますが、6/9には坂路に入っており、順調なスタートが出来た模様です。

復帰戦の目標は7/13のJDDの大一番になります。ぶっつけ本番になりますが、「今回は早目に厩舎に戻してジックリと仕上げる」とのことなので、メイチの状態でレースに臨んで貰えればと思います。

3.トレブランシュ

ゲート試験に合格した後、美浦近郊の森本Sに移動して放牧を行っています。稲垣師が牧場を視察されたところでは、「全体的に筋肉が薄いので強化が必要」との判断で、乗り込みながら膨らませた後、帰厩させる方針となりました。

牧場スタッフのコメントからは、坂路に入っても状態は良いとのことですが、一方で一気にペースアップするとテンションに不安が生じることから、その辺りに配慮した運動メニューを組んで行きたいとのことでした。これまでの育成段階ではテンションの不安を見せないで来た本仔ですが、オルフェーヴル産駒である以上、気性面の不安は常にケアする必要がありそうです。

夏の間は成長を促すことに注力して、秋早々のデビューが目標になりそうな気がします。

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