DMM出資馬の近況 2023/7/15

DMM出資馬の近況 2023/7/15:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ、スマイルコレクター


1.グランベルナデット

山元TCで調整を続けています。紫苑Sに向けて乗り込みが再開されており、馬体も春と比較してシッカリしてきているとのこと。また気性面での成長も見られ、夏を全休したことが良い方向に繋がってくれそうな感触です。夏バテに注意しつつ進めて行くとのこと。

2.グランデスフィーダ

チャンピオンヒルズにて放牧を続けています。乗り込みを続けて来たことで体が動き易い状態とのこと。厩舎長からは「大人しすぎる馬ですが、調教から動かしていくようになってピリッとした面を見せてきました。」とのコメントが出されています。課題とされる筋力アップがどの程度進んでいるのか、牧場の評価を知りたいところです。

3.ミスティックロア

チャンピオンヒルズにて放牧中です。前走の疲労から回復して、現在は坂路調整が行われています。着実に状態は上がっている模様で、厩舎長からはトモにバランスが出て来て走りが良くなっている旨、コメントがされています。

現在の進捗状況を受けて、次走の目標を9/9のレパードSに据えることが発表されています。未勝利~1勝クラスを連勝して、世代限定G3に進む流れはステップアップとして良いと思いますし、ここでオープン入りを果たしてしまえば、その後のレース選定も楽になります。

さらに、今回の鞍上にも川田Jが確保されていますが、問題は出走が確定していないことで、最悪、抽選除外になった場合は同日の苗場特別(2勝クラス)に向かうとのこと。

4.シンハナーダ

美浦TCにてデビューに向けて順調に調整が続けられていましたが、7/12、調教後の右前に腫れと熱感が認められ、デビュー戦は一旦仕切り直しとなりました。診断の結果、骨に異常は認められず、骨膜が出ている状態とのこと。恐らくはソエではないかと思われ、ソエであれば休んで落ち着かせるのが手堅いので、ここは焦らずに進めて貰えれば良いと思います。一旦、ノーザンF天栄に放牧に出て、立て直しを図るとのこと。

5.スマイルコレクター

お盆明けの移動が予定されていましたが、7/11、前倒しで山元TCへの移動を完了しています。予定が前倒された意図は、環境変化に早目に対応させることで、入厩のタイミングを早めるためとのこと。

北海道ではスタッフの手を焼かせつつも、徐々に落ち着きの出て来た本仔ですが、山元TCでは再び気性面のケアから進められる状況です。とは言え、移動初日から乗り運動を行っているとのことで、これだけでも相当な進歩は感じられると思います。

何れにしても、ここからの人馬のコンタクトが重要なので、上手く信頼関係を気付いて欲しいと思います。場長からは「いずれスイッチが入るとは思いますが、その時にめちゃくちゃ走るか気性が邪魔して全く走らないか、どちらかになりそうな気がしています」のコメントがされており、ここは「めちゃくちゃ走る」の方に出てくれることを祈るよりありません。

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