GF出資馬の近況 2022/6/9

1.アレグロモデラート

ノーザンF空港に戻ってフレグモーネの治療に当たっています。6/6、武井師が現地で状態を確認されたところ、「左トモの腫れは徐々に快方に向かっている」とのこと。一方で、運動メニューはウォーキングマシンのみの状況ですが、「6月下旬のエコー検査の結果次第でトレッドミル調整に映れるかもしれない」とのこと。フレグモーネと侮ったのか、ここまで症状を拗らせてしまったことは非常に残念でなりませんが、1日も早く、かつ完全な回復を願わずにはいられません。

2.スズナミ

6/12の東京・未勝利(芝2400)への出走が確定しています。6/8には美南Wで追い切りを実施して、69.2-53.4-38.4-11.9(一杯に追う)を計時しています。新馬のグラニットピークと併せて0.2秒遅れている点は不安材料ですが、本馬の時計としてはこれまでと変わらないレベルとも言えます。

林師のコメントに依れば「これまで道中で控えて脚を溜める形が板に付いてきましたが、未勝利戦脱出を求めるため、今回は枠や展開次第では積極的な競馬をしてもいます。」とのこと。このコメントは前走で明らかにノーチャンスのところまでポジションを下げてしまった騎乗を指していると考えられ、継続騎乗となる永野Jに釘を刺すコメントとも思えます。

芝2400の条件は優先権に関わらず出走が可能なことから、着順を上げることよりも、僅かでも勝利の目のある策を選ぶことが肝要です。過去走の成績から勝ち上がりには0.5秒以上足りない状況であり、この差を埋める為には、これまでと何か違うことを行わなければなりません。その1つとして、4~5番手のポジションで競馬をした上で、何処まで末脚が持つかを試して欲しいと思います。

3.ダイヤモンドフジ

函館2週目~3週目のレースに出走することを目標に、6/9の便で移動を予定しています。6/8には移動前の追い切りを栗CWで実施して54.3-38.5-12.1(馬なり)を計時しています。レース明けで、時計は出していませんが、状態は変わらない感触です。

宮本師のコメントに依れば「続けて2戦していますし、輸送もあるので、函館では強い追い切りは必要無いでしょう。到着後の状態次第で2週目か3週目のレースに向かうことにします。」とのこと。直近のレースでは気性面の不安を感じさせないでいますが、連戦は流石に危うさを招きますから、次で決める気構えで臨んで欲しいと思います。

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