DMM出資馬の近況 2023/8/10

DMM出資馬の近況 2023/8/10:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、スマイルコレクター、シンハナーダ


1.グランベルナデット

山元TCにて調整が続けられています。紫苑Sへの出走に向けて、調整がペースアップしています。この中間は坂路を14-13の強目で登坂しており、状態は至って良好とのこと。なお、今週末に予定していた美浦TCへの帰厩は来週にスライドすることになりました。理由は、酷暑の中では涼しい山元に出来るだけ残った方が有利なこととに加え、美浦TCに戻っても坂路が使えないことがあると考えられます。美浦で3本追えれば十分なので、これで良い様に思います。

また、両前にむくみが見られるとのことで、大竹師の指示により蹄鉄のセットバックが実施されました。これにより、むくみにも改善が見られるとのことで、この辺りは獣医師の免許を持つ大竹師ならではと思いました。

2.グランデスフィーダ

8/19の小倉・1勝クラス(ダート1700)への出走を目標に、栗東TCにて調整が行われています。8/10、水口Jを鞍上に栗東坂で追い切りを実施して、52.6 38.0 24.6 12.1(強めに追う)を計時しています。強めに追ったトーセンアラン(古馬3勝C)を0.4秒追走して同入を果たしており、時計は十分出ています。

一方で水口Jからは「速めでラストに脚を使う時に、どうしてもトモがばらけて走りがまとまらない。」との指摘があり、この辺りが前走時の川田Jの指摘に通じるものがありそうです。この辺りについては「今後の成長の余地」と前向きに考えれば良く、現状でも1勝クラス突破の力はある筈ですから、先ずは小倉で勝利を掴んで欲しいと思います。

3.ミスティックロア

8/6、新潟11R・レパードS(G3・ダート1800)に出走。1人気に推されましたが、14着に惨敗してしまいました。1角で気の悪さを出して外に逃避してしまったことが直接的な敗因ですが、きっかけはコーナー前に厳しい砂埃を浴びたことにあった様に感じました。

レース後は早々にチャンピオンヒルズに放牧に出されています。今後の予定は様子を見てから判断されることになりますが、次が重要なレースになることから、慎重な立て直しが図られることになる筈です。

4.スマイルコレクター

山元TCにて調整が続けられています。斎藤師より「気性難の原因はハミ受に敏感なことにある」旨の指摘があり、山元TCでもハミを工夫する施策が採られています。自分には詳細な理解が及びませんが、ゴムハミ+ビットガードからリングハミに変えて試しており、クロス鼻革はまだ装着せずに進めるとのこと。

ハミの改善効果は現れている一方で、トモの緩さが表面化しており、トモが踏ん張れないことで苦しくて頭を上げる面も見られるとのこと。ハミに関しては良い方向に進みそうなことから、今後はトモの強化が課題になりそうです。

5.シンハナーダ

ノーザンF天栄にて放牧中です。未だ骨瘤が固まりきっていないことから、運動は控えられています。現状の運動はWMに留め、無理をさせずに治療に専念する方針です。

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