2/27中山8R:ルヴァンヴェールは逃げるも4着

2/27、愛馬ルヴァンヴェールは中山8R・1勝クラス(ダート1200)に出走し、初の逃げる競馬を試みましたが、ラストで捕まって4着となりました。

去勢手術を経て折り合いが付く様になったことで、先行する競馬が形になったルヴァンヴェールは、前走で1年振りに3着内を確保することが出来ました。今回はその優先権を生かしての続戦になりますが、舞台が結果の出ていた東京から中山に変わることで、特有の高速ペースへの対応がポイントになると思われました。

今回の馬体重は+4Kg増加して496Kg。続戦ながらプラス体重で出て来られたことからは、好調を維持していることが伺えます。問題は中山ダート1200特有の芝スタートから下り坂のハイペースの展開に対し、ルヴァンヴェールが近走の様な先行策を取ることが出来るのかであり、過去走ではペースに付いて行けずに控えて末脚を伸ばす競馬を余儀なくされていました。

特に、今回の6番枠は先手を取るには難しい枠であったことから、先行を諦めて中段からの競馬を試すものと予想していました。しかし、結果は全く異なり、好スタートから芝のエリアを積極的に追い出し、激しい先行争いを制してハナを奪うことに成功しました。

ハナを切ったまま4角を回り、ラスト200Mでも先頭をキープ。そこから後続馬に競り掛けられるも、ラスト100Mでは尚も抵抗。結局50M地点で脚が鈍ると、後続に交わされて4着となりましたが、最後まであわやと思わせる内容でした。恐らくは、外枠からこの競馬が出来れば、勝ち負けまであったと思われます。

振り返って、このレースからは得るものが多く、その第一は1200Mで逃げる競馬が出来たこと。さらに言えば1勝クラスで逃げられるだけのスピードが付いたことです。テン3Fの34.1は前日の2勝クラスの時計よりも早く、これを6番枠で出せた点に価値があります。このスピードがあれば、上のクラスでも先行策を採ることが出来るでしょう。

そして、更に評価出来るのが苦手とされていた、右回りで結果が出せたことと、芝スタートに対応出来たこと。これらの苦手条件がクリア出来たとすれば、今後のコース選択の幅が大きく広がります。(..と言うか、NGなコースが無くなります。)

レース後の竹内師のコメントに依れば「鞍上の菅原明良騎手とも手が合いますので、このコンビで続戦させるつもりです」とのことで、脚元に問題の出ない限り、続戦する方向が示されました。何より、菅原Jとのコンビは内容も凄く良いので、このまま主戦となって貰えればと思います。

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