GF出資馬の近況 2020/5/14

1.アメリカンツイスト

前走がゲートで立ち上がり競馬にならず、一年ぶりに在厩のまま続戦することになりました。目標レースは5/30の富嶽賞(東京・ダート1400)とすることが示されています。

続戦自体が久しぶりの上に、なんと特別戦への出走は20戦目にして初めて。1400の距離も10戦ぶりとなります。随分と条件が変わって来た感じもしますが、流石に2勝クラスとなると、そうそう希望通りの条件にはならないと言うことでしょう。どうせなら距離を1600まで伸ばして芝を試して欲しい気もするのですが、芝は北海道の洋芝の方で見てみたい気もします。

2.スターリーパレード

先週末出走して、覇気のない競馬のまま10着に敗れたスターリーパレードでしたが、レース後の検査で右前に腫れが確認され、最悪の屈腱炎の診断が下されてしまいました。損傷率は38%で、「今後競争を継続するのは困難」との判断から、残念ながらここで引退が決定しました。😰

4歳5月で既に19走も戦ってくれて、正に無事これ名馬を地で行く馬主孝行な馬だと頭が下がる思いでしたが、ここに来て無理が祟ってしまったのかもしれません。現級も勝ち上がりの目途が見ていただけに残念で仕方ありませんが、ここまでの健闘に対して、心からの感謝を伝えたいと思います。本当にご苦労様でした。

3.ナショナルアンセム

美浦TCに在厩して調整を続けており、現時点で具体的な目標レースは未定となっています。5/14には美南坂にて2回目の追い切りを実施して、53.1-38.0-24.7-12.5(一杯に追う)の時計でした。馬なりの3歳1勝馬と併せて手応えで劣っていたとのことで、仕上がり状況としては未だ不十分な印象です。

矢野師のコメントに拠れば「今回は入厩後2本目の追い切りですし、調教を重ねていけば良くなってくると思います。」とのことで、少々不穏な雰囲気が出て来てしまいました。次走はなんとか変わり身を見せて貰わないと困るのですが…。😓

4.ルヴァンヴェール

5/24の東京・3歳1勝クラス(ダート1400)への出走を目標に美浦TCにて調整を行っています。5/13、美南Wで追い切りを実施して、67.3-51.7-38.4-12.8(位置7,G前仕掛け)を計時しています。馬場の外目を通って4Fを51.7秒ならば、なかなかの好タイムと考えて良いと思います。😀

乗り難しい所のある本仔ですが、次走の鞍上は未勝利戦を勝利に導いてくれた松山騎手に戻りますので、この仕上がり状態ならば、レースを楽しみにして待ちたいと思います。

5.ローズボウル

5/9、無事に移動を終えて、美浦TCに入厩をしています。先ずはゲート試験の合格が目標となりますが、5/12には並行して坂路入りも実施されています。時計は66.6-49.0-32.4-16.1で、16秒ペースのゆったりとした内容ですが、早々に乗り出されたことは「移動リスクを回避できた」ことを示しており、先ずは安堵することが出来ました。

林師のコメントに拠れば、「性格面は、人に対しとても従順で扱い易いタイプで、環境への慣れも早く、飼い葉食いも旺盛です。牧場でスクミが出た時期もあると聞いていますので、これからの気温上昇を考慮し、飼料管理や調教メニューを工夫し再発防止に努めていきます。」とのこと。やはり、スクミの話題が出て来ていることからも、「行き過ぎず/緩め過ぎず」のバランスの良い調教メニューを組んで頂きたいと思います。

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