DMM出資馬の近況 2022/9/30

DMM出資馬の近況 2022/9/30:グランベルナデット、グランデスフィーダ、シンハディーパ2021、コレクターアイテム2021


1.グランベルナデット

骨片除去手術のリファビリを終えて、山元TCにて復帰戦に向けての調整が続けられています。現在の運動メニューは坂路2本を16秒ペースで乗られており、これでも余裕のある状況です。厩舎長のコメントに依れば「順調に来ています。飼葉を食べていますし、調教が進み無駄なものが取れてきました。」とのこと。

これを受けて、具体的な復帰戦を11/20の東京・未勝利(芝1800牝馬限定)とする方針が示されました。一方で、大竹師からは場合によっては牝馬限定戦の方がレベルの高い可能性もあることから、鞍上の手配を含めて予定は柔軟に考える旨のコメントがされています。何れにしても11月末には復帰戦に臨める状況となり、手術当初の想定よりは早期の復帰が実現しました、これならば、クラッシック戦線への復帰も十分間に合うタイミングです。

2.グランデスフィーダ

9/24の中京(ダート1800)に出走し、積極的に逃げる競馬を行いましたが、やや力不足な印象も残した3着となりました。レース後の脚元に問題は無いとのことですが、2つ使ったことで全体的に疲れが出ており、飼葉喰いも落ちていることから、チャンピオンヒルズに放牧に出されています。

レースでは重め残りの印象も受けたことから、外厩では馬体重をあまり増やさないように乗り込みを行う様に指示をするとのこと。また、池江師からは「調教ではしっかり動けるので、あとは気持ちときっかけ一つだと思っています。」とのコメントもされています。確かに勝負根性に欠ける面が感じられますので、併せ馬等、本馬には競争心を煽る調教メニューが必要なのかもしれません。

3.シンハディーパの2021

ノーザンファーム早来に移動して育成が開始されています。乗り出したところで、疲労が出てしまい、両トモに傷腫れが発生しており、少し休んで体力を回復する必要があるとのこと。

現状では体質が強くなく、腫れが皮膚病が出ており、坂路に入れても走りがバラバラで厳しい感じとのこと。牧場スタッフからは「体調も少し良くなく、環境の変化に弱いタイプかもしれないので、いろいろ慣らしてから進めた方が良さそうです。」とのコメントがされています。もっとも、まだ9月の頃合いで坂路に入るのは、平均よりは早い始動とも言えますので、ここで焦る必要は無用だと思います。

4.コレクターアイテムの2021

社台ブルーグラスにて調整が行われています。左腕部分に外傷による炎症が発生したことで、本格的な馴致のプロセスに遅延が生じていますが、外傷については完全に回復しており、現時点で問題はないとのこと。ここから改めて馴致が再開される予定です。当面は馬にとっても厳しいメニューになりますが、ここをどの程度で乗り越えることが出来るのか、見守りたいと思います。

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