11/13、園田9R・C2特別（ダート1700）に愛馬アルジェンタータが出走して見事に優勝。地方に転出して初勝利を飾ることが出来ました。
前走がテンの走りで後れを取った上に、ダート1400がアルジェンタータには忙しかったことで、期待外れの成績に終わってしまったのに対し、今走は距離を1700に延長しての勝負レースになりました。
問題のスタートは無難に決めましたが、鞍上は意図的に控えて後方10番手からの競馬を選択しました。園田のダート1700は向こう正面からスタートする６ターンのコースであり、外々を回らされるとどうしても不利になってしまいます。そこでテンは無理せず控えて最初の４ターンを経済コースで回り、２週目のバックストレートから捲りを開始しました。てっきり新潟で見せた様に、先行集団に取り付いて最後に差し切る「捲り差し」を狙うものと思いましたが、そこは中央との相手関係の違いなのか、あっさりと３角手前で先頭に立つことが出来てしまいました。
ここで、１人気のメテオストームは先行策から１～２番手をキープしており、捲って来たアルジェンタータに応戦する姿勢を見せましたが、脚が十分に溜まっていなかったのか直線に向いてからは抵抗も出来ず、結局アルジェンタータが３馬身差をつけての優勝となりました。
本レースを総括すれば、「序盤は手堅く後方待機から経済コースを回り、バックストレートで一気に先頭に立つと、３角～４角を再び最内で走り切って、最後は直線で突き放しての勝利」であり、内容的に完勝と言える強い内容の競馬でした。この内容で勝てるならば、次走の勝利も相当有力であると考えて良いでしょう。
次走については地方競馬のルールがイマイチ理解できていないのですが、恐らくC2特別で再走が出来る筈です。距離は1700以上を必須とすると、年内の候補は11/21のC2特別（ダート1700）、11/26のC2特別かんつばき賞（ダート1870）、12/13のC2特別（ダート1700）の３レースになります。流石に連闘になる11/21は有り得ないとして、候補は11/26か12/13の何れかになりますが、今回きっちりと勝ち切れたことで、「残る１勝は12/13に万全の仕上げで臨む」と言う選択肢が有力になった様に思います。