GF出資馬の近況 2022/3/2

1.アレグロモデラート

2/26、中山・未勝利(芝2000牝)に出走。デビュー4戦目にして無事に勝ち上がりを決めてくれました。レース後の脚元については両前肢の球節に若干の張りが見られた様ですが、現在は回復しているとのこと。武井師のコメントによれば「このまま在厩して、3回中山1週目のミモザ賞(牝・芝2,000㍍)に向かう予定です。」とのこと。

一部の情報ではフラワーCとミモザ賞を天秤に掛けた模様ですが、1800Mに距離短縮するフラワーCよりも、今後距離を延ばすことも含めて、2000Mで自己条件のミモザ賞で賞金を積み上げる方が、有意であると思います。問題は勝ちに行くための鞍上ですが、当日は高松宮記念の裏開催なので、横山武史Jには先約があるかもしれません。難しい場合は、マーチS組の中から上位騎手を確保して貰えればと思います。

2.ヴァロンダンス

前走で権利を確保したことから、在厩のまま調整を続けています。3/2、美南坂で2本登坂を行っていますが、ペースは15-14に留められています。宗像師のコメントに依れば「休み明けを叩き、動きに素軽さも出てきました。今週末の動きを再度確認して、来週か再来週の中山競馬に向かいます。」とのこと。

来週の場合は中山・芝1800、再来週の場合は中山・芝1600になりますが、前走の内容からすると1800の方が脚質に合いそうな気がします。その場合、時計になる所は1回だけ乗ることになりますので、来週の追い切り内容で最終判断が下されそうです。

3.ローズボウル

3/12の阪神・2勝クラス(ダート2000)への出走を目標に、美浦TCにて調整を続けています。前走で1勝クラスを卒業し、昇級戦となる次走ですが、距離短縮となる中山ダート1800ではなく、阪神ダート2000を選択されたことは、本馬にとって良かったと思います。

3/2、美南Wで1週前の追い切りを実施して、86.5-69.3-53.8-39.6-25.3-12.2(位置9,馬なり)を計時しています。猛時計ではありませんが、馬場の外目を走って馬なりで53秒台であれば、状態は良いと考えてよさそうです。ここで気になるのは鞍上で、前走で完璧なエスコートを見せてくれた菅原Jが理想ですが、関西圏では難しいかもしれません。その場合は、もう1走前の坂井Jに乗り替わりかもしれません。

4.ルヴァンヴェール

2/27、中山・1勝クラス(ダート1200)に出走。自身初の逃げる競馬となり、ラスト100Mまで粘りましたが、最後は脚色が鈍っての4着となりました。もっとも、ハイペースな中山ダート1200を舞台に逃げることが出来ただけでも価値がありますし、芝スタートと右回りをこなしたところも成長を見せてくれたところです。

レース後も脚元に問題は無く、続戦可能と判断がされました。竹内師のコメントに依れば「連戦した疲労感も見られず良い状態を保てています。このまま厩舎で調整し、2回中京2週目のダ1200に、引き続き菅原明良騎手で向かいたいと思います。」とのこと。

前走で中山ダート1200を内寄りの枠から逃げられた点を評価すれば、中京ダート1200でも逃げを含めて先手を取ることは可能であると判断出来ますし、その上で中山以上の先行有利なコースですから、先手を取れた時点でレースを有利に進めることが可能です。鞍上も菅原Jに騎乗して貰えるとのことで、是非、このコンビは継続して欲しいと思います。

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