3/13阪神12R:ラインオブフェイトは前からの競馬で3着

3/13、愛馬ラインオブフェイトは阪神12R・2勝クラス(ダート1400)に出走しました。

前走で4着に入り、2勝クラスでも戦える能力を示したラインオブフェイトですが、中3週で臨む本走には再び同舞台が選択されました。馬体重は-6Kg減って456Kg。特に細化した印象はなく、馬体は変わらず良さそうに見えましたが、それ以上にテンションの高さが気になりました。3月にしては気温が高目とは言え発汗が目立ちましたし、口には泡を溜めており、続けて使ってきた影響が明らかに出ている様に思われました。

このレースのポイントは大外15番枠を引けたこと。本馬がピンク帽を被ったレースは2-0-0-1の好成績を残しており、これは揉まれずに自分のペースで走れた時の本馬の能力を示すものと考えられます。

一方で、本馬は芝スタートを苦手とする印象があったのですが、本レースは抜群の反応でゲートを出ると、行き脚も付いてダートに入った時点では3番手のポジションが取れていました。この結果を見る限り「芝が苦手」の判断は誤りで、ここでも揉まれずに走れることが最も重要であることが明らかになったと思います。

このままダートコースに入ってもペースは落ちず、内の4頭を行かせて3角では5番手のポジションに落ち着きました。このポジションの下がった過程を「気の悪さが出た」と判断する向きもあるようですが、自分は3Fを59.4のハイペースに流されず、本馬のペースで走らせた坂井Jの好判断であったと評価しています。

ここでもう一つのポイントが内に入れて3角~4角を回った点です。これは距離ロスを防ぐと言う意味では有意なライン取りですが、砂を嫌がる本馬の機嫌を損ねる可能性のある選択でした。しかし、結果的にこれは問題とならず、4角を無理なく6番手で回って、前の壁を上手く捌いて進路を確保すると、前走と同様の末脚を繰り出して3着に入る好結果となりました。

改めて、好走のポイントはパイペースを我慢した上で末脚を伸ばさせたところで、坂井Jの好騎乗だったと思います。特に、3角~4角に掛けて手応えが怪しく見えるところもありましたが、最後までシッカリと追い続けて、3着を確保してくれたことは高く評価できるところです。

また、コーナーで内に入れて砂を被ったパートでは手応えが怪しく映りましたが、シッカリと追えば応えてくれることが判りましたから、無用に砂を避ける必要なないのかもしれません。むしろ、本馬の騎乗のポイントは砂を避けることではなく、揉まれずに自分のペースで走らせてあげることだと思いました。そして、「自分のペースで走れる」と言う観点からすると、パイペースな展開になりがちの阪神ダート1400よりも、ペースの落ち着く東京ダート1400で走れば、更なる前進が期待できる気がします。

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