5/2名古屋・かきつばた記念:ドライスタウトは8枠12番

5/2、名古屋・かきつばた記念(Jpn3・ダート1500)に愛馬ドライスタウトが出走します。今年2走して賞金の加算が出来なかった結果、本来希望する「かしわ記念」への出走が叶わず、ここに回って来た状況です。そう言う意味でも、ここは賞金加算が必須となる状況です。

そこで相手関係は関係なく本馬の抱える懸念材料を確認すると、「実績の無い右回り」「小回り」「斤量58.5Kg」と言った問題が存在します。まず「実績の無い右回り」については兵庫CSで惨敗した1回があるのみで、かなり印象の悪い条件ですが、兵庫CSは悪名高い園田の外枠に脚を掬われたものであり、1870Mが長かったことも含めてこれをノーカンと考えれば、実質的に初挑戦と考えて差し支えありません。

次に「小回り」に関してですが、これは川崎で全日本2歳優駿を制していることから、全く問題はないと考えられます。特に名古屋競馬の3角~4角はスパイラルコーナーを形成していますから、小回りとは言え走り難い形態ではありません。1角~2角に関しては大外枠を引けたことで、外から大きくコーナーを回ることが可能となり、条件的に恵まれました。加えて、名古屋競馬の直線は地方競馬とは思えないレベルの長さを誇ることから、末脚の伸びるドライスタウトには適性の有るコース形態と考えられます。

最後の「斤量58.5kg」は、過去最大の58kgを0.5kg超過しますが、58Kgの「すばるS」で惜しい2着を記録していることから、全く問題なく対応が出来ており、ここから0.5kgの増加が大きく響くとは考え難いと思われます。他馬との斤量差には気になる面がありますが、実質ライバルのJRA勢に対してはウイルソンテソーロとの2.5kg差があるのみで、実績を考えれば、妥当と考えられる斤量差です。少なくとも「すばるS」のバトルクライとの間で設けられた2kg差よりも、条件は楽と思います。

以上より、巷で語られるドライスタウトの懸念材料はそこまで不安と考えていません。直近2走でライバル馬にボックスされて敗れた展開についても、大外枠を引けたことで、リスクは大幅に低下したと考えられます。そう言う意味で、実力を発揮できれば、勝ち切ることは難しく無いと考えていますが、言い換えれば「本来の能力を発揮しきれるか否か」が個人的には最大の不安材料です。特に今回は調教過程が甘い印象があり、重め残りで出て来てしまうと、足元を掬われることになるかもしれません。

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