4/29東京12R:ローズボウルはラスト追い込んで3着

4/29、東京12R・2勝クラス(ダート2100)に愛馬ローズボウルが出走しました。昨年に続いて同番組への出走ですが、今年は年明けから6走目。流石にそろそろ疲れも出る頃合いではあるのですが、パドックを周回する姿は全くイレ込むところが無く、大変良い状態に見えました。

1年前と比較して大きく違ったのはスタートからの展開。無難なスタートを切った所で、去年ならば砂を被るのを嫌って、無理に脚を使って押し出すところでしたが、本走では外枠から控えてインに切り込み、埒沿いの省エネコースを確保しました。当然砂は被る格好になりますが、これを苦にしなくなったところは、確かな成長だと思います。

鞍上はこのまま最短コースを走らせて、脚を貯め続けます。1角~4角まで、終始13~14番手をキープして進め、4角出口で振られながらも外に出すと、そこから追い込みを開始。ラスト3Fで上り3位の脚を使いましたが、前2頭には全く届かず、3着が精一杯と言う結果になりました。

正直、勝馬は上位クラスでも戦えるレベルの強さでしたが、2着馬にも0.8秒遅れた点では、明らかに負けすぎでした。ラスト3Fの地点で2着馬に1.5秒も離されており、流石にこれだけ離されてしまうと、如何なる末脚を使っても及ぶレベルではありません。

レース後の林師のコメントでも「道中で隊列が縦長になり、先行勢には楽な展開となってしまいました。もう少し馬群が固まっていたらと悔やまれます。」とのことで、やはり「前との差を開き過ぎた」と言うのが共通見解になると思います。

もっとも、「違う競馬が出来たか?」と言うとそれも難しい話で、結局のところ、これが本馬の現状レベルなのかもしれません。「最後を勝ち切るには展開の助けが必要」と言うことになりますし、東京2100よりは中山2400の方が脚質にマッチしている印象です。

今後の予定については明確にされていませんが、林師のコメントでは「今の暑くない気候も良いと思いますので、レース後の状態次第で続戦も考えています。」とのことなので、昨年同様、5月の是政特別まで使って夏休みに入る公算が高そうです。

直近1年間で2勝クラスを突破することは出来ませんでしたが、現級での成績は0-1-3-1-0-5で、総賞金は2400万円を超えています。これだけの結果を残してくれれば、感謝以外の何物もありません。

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