GF出資馬の近況 2023/3/29

GF出資馬の近況 2023/3/29:ローズボウル、ヴァロンダンス、ダイヤモンドフジ、スマラグドス


1.ローズボウル

4/9の中山・印西特別(2勝クラス・ダート2400)への出走を目標に、美浦TCに在厩のまま調整を続けています。前走から中2週間でのレースになることから、この中間は軽めの運動で進められて来ましたが、先週末から騎乗運動を再開し、本日は美南Wで追い切りを実施しています。時計は70.4-53.6-38.6-25.0-12.4(位置9,強めに追う)で、僚馬フラッパールック(3歳1勝クラス)の外を0.6秒先行して0.6秒遅れています。

相変わらず、追い切りで先着が出来ませんし、時計も然して目立つものではありませんが、「調教で時計が出ない」のは最早デフォルトですので、気にしても意味がありません。ましてや今回は連戦ですので、軽めの時計でも問題は無いと思います。

なお、注目の鞍上には手の合う石川Jが確保されています。年明け1走目で見せてくれた様な騎乗を再現して貰えれば、チャンスは期待できると思います。

2.ヴァロンダンス

3/25、能力検査に再チャレンジして今度は合格を果たしています。只、スタート後に掛かってしまい、1角を大きく膨らんで直線では余力が無かったとのこと。中央在籍時は気性面に不安を感じた記憶が無く、休養の間に気性難になってしまったことが解せませんが、ここは環境に慣れて貰うより仕方ありません。

コーナーリングに不安のあることは、小回りの水沢では大きなハンデになってしまうことから、先ず1ターンの850Mで試してみるとのこと。

3.ダイヤモンドフジ

4/4のゲート試験に向けて、15-15を中心にした調教が行われています。長目のリフレッシュ休暇を入れたことで、馬自身の状態は良いとのこと。先ずは、サクッとクリアしてもらい、レースで使って行って欲しいと思います。能力的に現級は普通に勝てる筈ですから、時間を掛けずに上へ進んで欲しいと思います。

4.スマラグドス

4/2の阪神・3歳1勝クラス(芝1600)への出走に向けて、在厩で調整が続けられています。前走が不良馬場の影響で全く参考外のレースになってしまったことから、今回は仕切り直しの1戦になります。また、鞍上には距離短縮を進言した松山Jが戻りますので、ここは進言内容の証明を自らの手で明らかにして欲しいと思います。

3/29、栗CWで1週前追い切りを実施して、81.0-65.4-50.4-36.1-23.4-11.8(位置6,6,強めに追う)を計時しています。今回は中1週の競馬になることから、追い切りは軽めと想像していましたが、自己ベストに近い猛時計が出てしまいました。

西園師のコメントに依れば「上がりだけサッと伸ばす形で、6ハロン81秒0、11秒8を計時しています。ラストで気合いを付けると良い動きを見せ、相変わらず追い切りは抜群の内容でした。」とのこと。とても「上りだけ伸ばす」内容の時計とは思えませんが、昨年の良かった時の時計に近づいたことから、状態の回復を確認することが出来ました。

相手関係は判りませんが、今回は良馬場の環境で本馬のポテンシャルを出し切れる競馬を期待したいと思います。

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