4/9印西特別:ローズボウルは直線で伸びを欠いて4着

4/9、中山9R・印西特別(2勝クラス・ダート2400)に愛馬ローズボウルが出走しました。展開的には概ね理想と言える競馬が出来ましたが、斤量57Kgのトップハンデが響いたのか、ラストの直線で伸びを欠いてしまい、4着と言う結果になりました。

昨秋の不振が噓の様に、年を明けてから好調を維持しているローズボウルですが、中3週で臨むレースは今年4回目の出走になりました。馬体重は増減無しの512Kgで、厳し目のローテーションを消化しているにも関わらず、好調はキープできている印象です。

不振の頃のローズボウルはパドックでも首を捻る様な落ち着きのない周回をしていたのですが、今回のパドックはどっしりと構えて落ち着いた周回が目を惹きました。これは想像ですが、ホライゾネットからブリンカーに変更したことが本馬の転機になった様な気がします。

石川Jはパドックでは騎乗せず、返し馬でもスタンド側に寄せることなく、馬場入りするとそのまま1コーナ側に移動して行きました。

レースは抜群のスタートを決めて一瞬先頭に出ましたが、ここは迷わず先行馬を行かせて、自身は第2集団の先頭ポジションを確保します。1週目の3角~4角はインから2頭目をロスなく周り、7番手のポジションをキープして1角~2角を回ります。

2週目に入ると、バックストレートから徐々に進出を開始。3角~4角を抜群の手応えで2番手に押し上げました。只、レース後の石川Jのコメントに依れば、この部分が誤算だったらしく、本来はもう少し追い出しを我慢したいところを、2番手のラフルオリータが逃げ馬にプレッシャーを掛けないことから、止む無く自分から動く状況になった様です。

そして、4角を回ったところで前を行くラフルオリータを交わしに掛かりますが、予想外にこれを捕まえることが出来ません。明らかに前走と比べて末脚のキレが足りない印象で、遂には後方から飛んできた1頭にも差されてしまい、最終的に4着と言う結果になりました。

今回は勝ち負けを期待したレースでしたので、4着と言う結果は案外でしたが、Target-JVの補正タイムは「96」が出ており、トップハンデを背負ったことも含めて、自身の競馬は出来たものと考えています。

今回のレースにおいては、ダート替わりの勝馬に強いトラック適性があった上に、斤量にも恵まれたことで、楽な競馬を許したことが大きく、これが荒れた結果に繋がったものと思います。言い換えれば、ハンデキャッパーの目論見の通り、上位と下位に差の無い競馬になったワケで、「4着と言う結果も止む無し」と考えています。

レース後の林師のコメントに依れば「長距離戦を2走続けて走りましたので、状態次第で短期放牧を挟むかもしれません。」とのこと。年を明けて使い詰めで来たことを考えると、東京・ダート2100の是政特別か八王子特別の何れかを使って、夏季休養に入るものと思います。

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