DMM出資馬の近況 2023/3/30

DMM出資馬の近況 2023/3/30:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ、スマイルコレクター


1.グランベルナデット

3/9の忘れな草賞(阪神・芝2000)への出走を目標に、美浦TCにて調整が行われています。3/30、美南Wで1週前追い切りを実施して、80.7-66.1-51.5-36.8-11.2 (位置7,一杯に追う)の自己ベストを計時しました。3頭併せの中央から最先着を果たしており、内容的にも文句なしの印象です。

大竹師からは「このタイミングで意欲的に動かしてみました。しっかりと動けていましたし、右に張る面も気にならない程度だったということなので、いい内容だったと思います。」とのコメントが出されています。
状態の良さが確認出来たことと、今回は輸送競馬になることから、直前追切は調整程度の内容に抑えられる予定です。

2.グランデスフィーダ

チャンピオンヒルズにて放牧中です。競馬から戻って来た時点で、「既に状態が良かった」との話から、既に坂路を15-15で登っています。牧場スタッフからの評価も高く、「特に今回は良化して戻って来た」とのこと。

次走については明らかにされていませんが、クラブ側からは「このタイミングで芝の長い所を使って見たい」との意向もあり、池江師の意見を含めて検討がされるものと思います。

3.ミスティックロア

チャンピオンヒルズにて放牧中です。前走で見事な勝ち上がりを決めた本馬ですが、牧場に戻った状態はかなりトモが寂しくなってしまったとのこと。それだけ厳しいレースを戦ってきたことになりますので、先ずは馬体の回復を最優先として、具体的な今後の予定は立てられていない模様です。

厩舎長からは「状態を確かめるために跨りましたが、テンションは高くなく落ち着いていました。しかし、トモがかなり疲れているように感じ動きがかなり悪かったです。」とのコメントが出されています。矢作師とも相談の上、2週間は乗らずにゆっくりさせる予定とのこと。

4.シンハナーダ

ノーザンF早来にて育成が続けられています。乗り込みながらも馬体はキープされている状況ですが、如何せん気性面の成長が伴わない状況です。動きは良く、促せば抑えるのが厳しいほど走ってしまうとのことですが、蹄鉄を履いた自分の足音にすらビックリするほどのビビリ性とのことで、ここを改善しないと先に進むのは厳しそうです。

環境面の変化に弱いと考えらえることから、逆に早期移動をさせてしまい、外厩での生活の慣らしてしまうことも検討されている模様です。

5.スマイルコレクター

社台ファームにて育成が続けられています。シンハナーダ以上の問題児と思われた本仔ですが、この1か月心身ともに成長が見られるとのことで、牧場スタッフからも驚きを含めた高い評価がされています。
牧場スタッフのコメントに依れば「17-17で下地を作っていく中でスピード調教も入れたのですが、その動きがすごく良かったです。調教中にうるさいのは相変わらずですが、安定してきた部分もありますし、良化が一気にきたなという感じです。」とのこと。

現在の馬体重は442Kgですが、乗り込みながら450Kgを超える状況になれば、早めに山元へ移動させて、経験を積ませることが検討されています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする