3/12中山5R:ヴァロンダンスは逃げるも息が入らず11着

3/12、愛馬ヴァロンダンスが中山5R・未勝利(芝1800)に出走しました。休み明けの前走が出遅れと隣馬による不利で後方からの競馬となり、それでも5着に盛り返したことから、ここは前進が期待されたレースでした。

当日の馬体重は増減無しの436Kgでしたが、テレビに映る姿からは状態の良さが伺えたと思います。今走は1枠1番を引いたことから、前に入られてポジションを下げられるリスクを避けるためにも、スタートを決めて先行することが第一ハードルでした。結果は、無難なスタートを決めると鞍上が積極的に押し出し、1人気ヴァンガーズハートとの競り合いを最後まで譲らず、逃げの形を作りました。只、結果論を承知で言えば、既に包まれるリスクは回避していましたから、ここでは譲って2番手に収まる形が正解だったかもしれません。

レースはこのまま先頭ヴァロンダンス、2番手ヴァンガーズハートの隊列で進みます。1000Mの通過は62.4でしたので、逃げのペースとしては決して悪くはないのですが、スタートから脚を使った上に、終始1人気馬に突っつかれる展開は、本馬には相当つらかったものと想像できます。

3角~4角に掛けて後続が迫る状況になると既に脚色が怪しく、1500地点では脚が完全に上がっていました。前走は1600戦で脚を余したことから、1500で脚が上がったことは距離の問題ではなく、展開が厳しかったものと判断出来ます。

最終着順は11着と惨敗でしたが、逃げて脚が止まった以上、着順は無視して構いません。Target-JVの補正タイムは「80」で、既走の「95」前後と比較するとあまりにも負けすぎであり、結果に関してはノーカンと言って良いと思います。

問題はこれからの使い方が難しくなってしまったこと。取り敢えずは権利が取れなかったので放牧に出ることになりますが、次のレース選択は本馬の勝ち上がりに影響を与える可能性があります。距離短縮を試すには節が必要になりますが、そこで結果が出ないと仕切り直しになってしまいますし、ダートを試すにしてもそれは同様です。迷走している余裕は案外と無いので、次走を本馬の適性に合った条件で迎えることが出来るか、そこが陣営の腕の見せ所になると思います。確実に権利を取れる条件を選択することが求められると思います。

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