GF出資馬の近況 2021/12/1

1.アレグロモデラート

続戦の方針が示され、美浦TCに在厩のまま調整が続けられています。武井師のコメントに依れば「今朝は普通キャンターで軽い運動を行いました。馬の歩様やフットワークも元気一杯で、今週末から時計を出していきます。」とのこと。

目標レースは12/19の東京・未勝利(芝1800牝)で優先権のあることから出走は確定しています。この日は朝日杯FSの裏開催に当たることから、トップジョッキーの不在を覚悟していたところ、想定を超える横山武史Jが確保されたとの吉報が舞い込みました。出走権を確保しているとは言え、陣営のマネージメントには大いに感謝をしたいと思います。

2.スズナミ

11/20、予定通りセグチレーシングS(阿見)へ移動し、その後山元TCへの移動を完了しています。当初はセグチレーシングSにて放牧の予定とされていましたが、恐らく今回の放牧は時間を掛けるものと想定されますから、本馬も慣れている山元TCへの移動を判断されたものと想像しています。

牧場スタッフのコメントに依れば「移動後の輸送熱も無く、体調面は問題ありません。先ずは馬体回復を最優先していきます。入場時の馬体重は406Kgです。」とのこと。先ずは冬の間に一回り以上大きくなって欲しいところです。

3.ヴァロンダンス

引き続きノーザンF天栄にて調整が続けられています。牧場スタッフのコメントに依れば「歩様の硬さは多少気になるものの、坂路14秒の強目は継続できています。今後の状態次第ですが、年内の帰厩を目標に進めたいと考えています。」とのこと。

思った以上の長期放牧になっていますが、運動の負荷を上げたところで右前の歩様に硬さが出てしまったのは想定外でした。成長期特有の問題なのかは不明ですが、なんとか落ち着いて出走に漕ぎつけて欲しいところです。

4.ダイヤモンドフジ

ゲート再審査に合格を果たしたのち、宇治山田優駿Sにリフレッシュ放牧に出ています。12/1、牧場スタッフのコメントに依れば「馬場コース2400mと坂路1本20秒前後の調整を開始しています。男馬としては神経質な面があり、カーッとなって力むような面は見られるものの、走っている時はスムーズですし調教自体は順調に進めることができています。」とのこと。

気性面が懸念材料化している本馬ですが、ゲート試験もクリアしたところで、なんとか精神面に成長が見られることを願っています。現在の馬体重は455Kgとのこと。

5.ローズボウル

山元TCにて調整が続けられています。年明けの中山か東京を目標とするとの方針から、漸く運動ペースがアップしてきました。牧場スタッフのコメントによれば「周回コースと坂路コースを併用し、併せ馬も継続して行なっています。今朝も坂路を3ハロン42秒台で登坂し、後傾ラップで終いを伸ばしています。調教レベルではキックバックも気にすることなく走れています。現在の馬体重は524Kg」とのこと。

ここまでのレースは砂を被らないポジションでの競馬を最優先としたけっか、作戦の幅が狭まっってしまったことから、今回の放牧の間に計画的にキックバック対策が実施されています。一皮剥けたニューローズボウルの姿を期待して待ちたいと思います。

6.ルヴァンヴェール

前走であわやとも思わせる4着と結果を残した本馬ですが、ここまで続けて使ってきたことから、優先権は放棄してケイツーSにて放牧が行われています。11/27、牧場スタッフのコメントに依れば「歩様に硬さはあるものの、レースを使ったなりの疲れですので心配ありません。現在は周回馬場で3,000㍍ぐらいを軽めのキャンターで調整しています。」とのことで、脚元に問題は出ていません。

現在の馬体重は482Kgで、来年の1回東京開催にて復帰する計画で進められています。

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