9/18中京5R:ダイヤモンドフジは末脚がキレて2着

9/18、中京5R・新馬戦(芝1200)にてグリーンFの特別提供馬のダイヤモンドフジがデビューしました。台風の影響で開催が危ぶまれる所でしたが、馬場状態こそ不良ながら、なんとか予定通り出走に漕ぎつけることが出来ました。

デビュー時の馬体重は458Kgで、募集開始時の予測体重508Kgまでは至りませんでしたが、出走メンバの中では充分な馬体に映りました。一方でパドックでは僅かに馬っ気を見せていた様に、気性的には落ち着きのない印象も受けました。

枠入りを少し嫌がるところを見せた後、スタートは無難に切ったものの、そこからの行き脚が全く付かず、後方2番手からの競馬になりました。前との間隔が空いたところで落ち着いた様にも見えたことから、馬混みを嫌がった可能性もありますが、これは単なる競馬慣れの問題だけかもしれません。

レースはこのままのポジションで3角に侵入しまし、ここから一気に前との差が詰まります。4角の出口から大外に回されると更に末脚がキレて、3Fを35.0のメンバ最速で上り、勝馬には届かなかったものの、後ろには3馬身差をつけた2着を確保。いきなりの結果を出してしてくれました。

不良馬場の中で大外を回った結果オーライはありましたが、開幕2週目の芝状態は内外差が無く、今回の上り時計は十分に評価出来ると思います。また、ラストの登坂を苦にしなかった点も見逃せません。そして何より、芝で通用するスピード能力を見せてくれたことが、個人的に嬉しいところでした。

レース後の宮本師のコメントに依れば「最後の伸び脚はすごく良く、今後に期待を持たせる走りだったと思います。次走はレース後の状態次第ですが、1200か1400に向かうことにします。」とのこと。

個人的には忙しい1200よりも1400の方がマッチすると思うのですが、芝1400で優先権を行使出来るのは中1週の10/3・中京・芝1400よりありません。中京・芝1400は登坂スタートで先行争いも激しくなく、本馬には合うと思います。脚元に問題な無いことが前提ですが、ここは中1周で使って欲しい気がします。

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