10/16東京4R:ルヴァンヴェールは得意コースも13着

10/16、東京4R・1勝クラス(ダート1300)に愛馬ルヴァンヴェールが出走しました。東京ダート1300は本馬が未勝利を勝ち抜けた得意のコースになりましたが、結果は13着に終わりました。

2ヶ月の間隔を空けて登場した馬体重は+12Kg増加しての492Kg。去勢前の馬体重に概ね戻ってきました。一方で、パドックを周回する姿は以前にも増して落ち着きが無く、終始煩い状態が続いていました。この時点で相当消耗した可能性は否定できません。

1枠1番で迎えたレースは絶妙のスタートを決めることが出来ました。他馬を気にする本馬としてはスタートが決まらなければ控える競馬を選択するところでしたが、これだけのスタートを決めてポジションを下げる理屈はありません。押し出して先頭を奪いに行きましたが、他にも2頭が主張して来たことで、900Mの通過が52.5と言うハイペースの展開になってしまいました。

こうなると完全に前崩れの展開となり、先行馬は総じて失速。中段待機の馬が差し届く競馬となりました。ルヴァンヴェールは4角出口までは2番手で抵抗しましたが、そこからは完全に失速し13着に沈んでいます。

先行して潰れた以上、着順に拘る意味はありませんが、逃げて潰れたワケでは無いことからもう少し違う乗り方はあった様に思われます。逃げ馬を突いて、無用にペースを上げた結果、結局自分も一緒に潰れてしまうのでは本末転倒と言わざるを得ません。

去勢してこれで2戦を経過して、相変わらずレース内容に代り映えは見られません。同じ様な条件を使い続けて進歩が全く見られない状況は、陣営の工夫の無さを嘆くよりありません。大幅な距離延長を試して見るなど、ドラスティックな条件変更を試して欲しいと思うのですが、竹内師にその考えは無い様です。

次走に付いては在厩のままダート1400を目指す方針が示されました。正直、100Mの距離延長で状況が大きく変わる蓋然性は低いと考えますが、安直に外厩に戻すことなく、続けて使う方針は評価したいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする