GF出資馬の近況 2022/12/21

GF出資馬の近況 2022/12/21:ルヴァンヴェール、ローズボウル、スマラグドス、ジュエルアズギフト、ナスノシベリウスの21、ゴールドケープの21、エイシンバンバの21


1.ルヴァンヴェール

12/18、高砂特別(阪神・ダート1200)に出走しましたが、殿負けを喫してしまいました。レース後の状態は使ったなりの硬さと疲労は見られるものの、脚元の問題は出ていないとのこと。本日、放牧のためケイツーSに移動しています。

竹内師からは次走の目標を東京・ダート1600に置く旨が示されています。条件変わりを試すならば、もう少し距離を延ばして欲しかった気がしますが、距離を延ばした上でどのような競馬で挑むのか、注目をしたいと思います。

2.ローズボウル

1/5の中山・2勝クラス(ダート1800)への出走に向けて、美浦TCに帰厩して調整が行われています。12/21、美南Wで追い切りを実施して、87.2-69.9-53.7-38.6-24.7-11.9(位置9,強めに追う)を計時しています。僚馬のキャラメルシフォンの外を0.2秒先行して0.2秒遅れていますが、ラストの11.9はローズボウルの追い切りにしては時計が出ていると思います。前回競馬の際のウッドでの追い切り時計はラスト1Fが12.3~12.4止まりでしたので、馬場状態の違いはあれども、変わり身を期待出来そうな気がしてきました。

林師のコメントに依れば「前走よりも馬に活気があり、時計も出るようになって調子は上向きです。これから馬場も重くなる頃なので、ローズボウルには走りやすい条件になってくると思います。」とのこと。

3.スマラグドス

1/5の中京・1勝クラス(芝2000)への出走に向けて、在厩のまま調整を続けています。12/21、栗CWで追い切りを再開し、83.9-68.5-51.0-38.4-24.1-12.4(位置8,馬なり余力)を計時しています。スマラグドスの時計としては控えめな数字ではありますが、僚馬のマイネルカーライル(2歳1勝馬,一杯に追う)の内から0.1秒追走して0.4秒先着を果たしています。

西園師のコメントに依れば「馬なりで何もせずに併せた相手を突き放し、相変わらずの動きを見せてくれています。」とのことで、心配された様な前走不利のダメージは見られず、順調に進捗している模様です。

4.ジュエルアズギフト

年明けの小倉開催でのデビューに向けて、漸く栗東TCに帰厩して来ています。12/21、栗東坂で初めての時計になるところを乗って、56.4-40.7-26.5-13.3(末強めに追う)を計時しています。僚馬のハッピースワニー(古馬2勝,馬なり)と併せて0.8秒先行して同入と言う内容ですが、帰厩して間もない追い切りでもあり、無理をしていないとのこと。

牧浦師のコメントに依れば「まだ太めな感じでもう少し調教の本数を重ねる必要がありそうです。フットワークの質は良かったですし、このまま乗り込み年明けの小倉に向けて良化を促していきます。」牧浦師のコメントは基本的にネガティブ傾向にありますので、それを踏まえてコメントを見て行きたいと思いますが、先ずは来週のコース追いの時計に注目したいと思います。

ちなみに、年明け小倉開催の新馬戦は全て芝で組まれており、ダートでデビューする可能性は消えました。具体的には短距離が2鞍、中距離が2鞍の計4鞍が組まれていますが、何れを選択するにしても最近の新馬戦の混雑状況を考慮すると、1回目から投票して行くことが不可欠です。期待を込めて中距離でデビューすると考えれば、最初の投票は1/22の芝1800になります。

5.ナスノシベリウスの21

ノーザンF空港にて育成中です。現在の運動メニューは週2回坂路2本で、17秒~18秒ペースで乗られています。ノーザンFの他の育成馬と比較すると、微妙に軽目のメニューですが、5月生まれであることを考えれば、順調な進捗と考えて良さそうです。牧場スタッフのコメントに依れば「ペースを上げた後も順調で、17-17のメニューを継続して乗り込むことが出来ています。」とのこと。

一方、乗り込みながらも馬体重が増加傾向にあり、現在の体重は484Kgまで大きくなりました。募集時の体重から約60Kgも増えており、期待を超える成長をしてくれています。

6.ゴールドケープの21

社台Fにて育成中です。現在の運動メニューは週3回坂路入りして、内1日は2回登坂をこなしています。具体的なペースは明示されていませんが、前回更新の内容から17秒ペースで乗られているものと思われます。社台F育成馬の中でも順調な進捗状況にあると言えそうです。

牧場スタッフのコメントに依れば「ハミ受けは徐々に良化傾向にあるもののまだ不安定な面があり、行く気も十分で力もありますが体の使い方が勢い任せで推進力が散漫といった印象です。もう少し心身が噛み合ってくれば良い走りになってきそうです。」とのこと。

7.エイシンバンバの21

武田ステーブルにて育成中です。BTCの施設を利用して乗り込みが進められており、週2回の坂路調教では17-16まで乗られています。

牧場スタッフのコメントに依れば「ここまでテンション面は安定し、疲れも見られずしっかりと乗り込めています。脚もとや飼い葉喰いも不安なところはなく、馬体重も増えてここまでとても順調にきています。近々坂路で15-15を上げてから、ひと休みさせたいと思います。」とのことで、年内に15-15まで進められれば、グリーンF募集馬の中ではトップクラスの進捗になると思います。

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