2/6東京8R:ルヴァンヴェールは目途の立つ3着

2/6、出資馬ルヴァンヴェールが東京8R・1勝クラス(ダート1300)に出走しました。調整状態の良さから、選出が決まっていた交流競走への出走を見送って中央への出走を陣営は決断しており、ここは結果の求められるレースとなりました。
2か月の放牧明けとなる今走の馬体重は502Kg(+6Kg)と、初めて大台に乗せており、パドックの姿も確かに状態良く見えました。

一方で、直近2走は江田Jに鞍上を変えて、中山ダート1200で末脚を伸ばす競馬を教えてきましたが、今回は先行有利な東京ダート1300に舞台が変わります。このコースで未勝利戦を脱した時は先行策から結果を残したこともあり、条件に合わせて作戦を修正するのか、教えてきた競馬を継承するのか、陣営の判断が注目されるところでした。

近走は出遅れ気味の競馬が続いていましたが、今回のスタートは五分に決めました。このままポジションを取って行くことも出来る状況に見えましたが、鞍上の選択は控える競馬。馬なりで11番手に落ち着きました。但し、下げたとはいえ全16頭の11番手であり、最後方まで下がった前走までとは違う競馬が出来ていたと思います。

レースは3~4角をインベタでロスなく回り、あとは抜け出せるか否かを見守りましたが、ここからの鞍上の立ち回りは上手かったと思います。直線で前がばらけるところまで我慢させて、進路を確保すると教えてきた末脚が伸びてきました。4角を9番手から6頭を交わして3着に入着。特に、後方から迫るトーアシオンに最後まで抜かせなかった勝負根性は本仔の長所だと思います。

今走での勝馬との着差は0.2秒で、Target-JVの補正タイムも自己最高の「98」が出ています。これならば「現級で戦える目途が立った」と考えて、差し支えないでしょう。2勝クラスに上がるには、もう1段前で競馬をする必要があると思いますが、今はこのスタイルの競馬の精度を上げながら、1勝クラスで着を重ねて貰えれば、個人的には満足です。

最後に気になる次走については、権利も確保したことですから、東京開催の内にもう1走して欲しいところです。中1週のダート1400が有力候補かと思います。

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