2/7東京2R:ローズボウルは先行して圧勝

2/7、出資馬ローズボウルが東京2R・未勝利(ダート2100)に出走しました。前走で3着と結果を残した後、放牧に入ったローズボウルですが、2ヶ月のリフレッシュを経て復帰戦を迎えました。馬体重は+18Kg増加して508kg。2ヶ月で+18Kgの体重増加は「仕上げ途上か?」と焦りましたが、パドックを周回する姿からは太目感は全く受けませんでした。

レース展開に付いては、展望ブログにて期待した通りの騎乗を武藤Jが実現してくれました。先ずは抜群のスタートを決め、二の脚が甘いと見るや出鞭を入れて、外から被せてくる1人気ジュンキリタップに譲ることなく、2番手のポジションで1角に侵入することが出来ました。砂を被るのを極度に嫌がる本仔にとって、初めて先行策を取れたことは意味が大きく、さらに距離ロスなく実現出来たことは何よりも価値があったと思います。

レースは2番手をキープしたまま進行し、4角の入り口では逃げ馬を交わして、早々に先頭に躍り出ました。先行策を採ったにも関わらず、ラスト3ハロンからの早仕掛けでしたが、スタミナ充分の本仔の脚は全く鈍ることなく、そのまま37.1秒の最速上りを繰り出すと、最後は8馬身差を付けての圧勝となりました。

本レースはグリーンチャンネルの「今週の結果分析」にて、タイムランクAに評価され、Target-JVの補正タイムでも「116」の高スコアを叩き出しました。これは上のクラスでも普通に勝ち負け出来るレベルであることを示しており、今後の夢が大きく広がるレースとなりました。また、鞍上はラスト100Mを気合をつける程度で乗りましたが、それでも後続との差は見る見る開いており、本仔の底はまだまだ上にあるとを伺わせます。

本レースの勝因は何よりも積極的な騎乗を見せてくれた武藤Jの手綱さばきが大きかったと思います。これは、前走で長く良い脚が使える本仔の能力を把握したことで、自信を持って強気に乗ることが出来たのではないでしょうか。

一方で、不安要素としては1角をオーバースピードで入り外に振られた場面が挙げられます。前走でもスピードに乗った4角で外に膨らんでおり、これはコーナーリングに課題を残すことの証左でしょう。今後は、交流競走で地方の小回りコースを走ることも想定されますから、コーナーの走りを改善することは必須になると思います。

この辺りを含めて、武藤Jは本仔の特徴を手中に収めつつあると思いますから、今後も主戦として本仔を上手く導いて貰えれば嬉しいです。そして、何よりも気になるのは「次走を含めた本仔の今後」ですが、これについては稿を改めて夢想してみたいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. yama より:

    macKyさん。初めまして。yamaと申します。(同年齢と思います^^)
    この1年ですが、グリーンに出資検討を始めてからずっと本ブログを読ませていただき、ローズボウルを推しておられたmacKyさんの考えに共感し、グリーン出資第1号馬となりました。
    このたびの勝利本当におめでとうございます。
    私自身は2015年産から一口馬主を始めましたが、20年は勝利なしで私自身1年強ぶりのこのローズボウルの勝利は本当に嬉しかったです。
    2018年産のグリーンは厳しい戦績でしたが、この勝利を弾みにして未勝利戦勝ち上がって欲しいですね。
    macKyさん信者でラインオブフェイトも出資しました。こちらも勝ち上がりが見えてきましたね。
    今後ともよろしくお願いいたします。

    • macKy より:

      yamaさま、
      初めまして、macKyと申します。こちらこそ宜しくお願いします。
      また、ローズボウルの勝ち上がり、お互いにおめでとうございました。今後のローテーションに期待が高まるところですが、陣営は馬体優先で進める様ですね。最終的にジャパンダートダービーを目指してくれると良いのですが..。

      ラインオブフェイトも御一緒とのことで、今週の出走は期待が高まりますね。少々骨っぽいメンバが揃ってしまった印象で、楽観は出来ない感じですが、力を出し切ることが出来れば勝ち負けまで持ち込むことは出来ると思います。また、今回が仮に届かなくても、「故障さえなければラインオブフェイトの勝ち上がりは順番の話」と思っていますので、無用に焦らずにどっしり構えて行きたいと思います。

      今後ともよろしくお願いいたします。