2/7東京2R:ローズボウルは2枠4番

2/7、東京2R・未勝利(ダート2100)に出資馬ローズボウルが出走します。デビュー戦から着実に内容的な前進を続けて、前走は3着を確保したローズボウルですが、短期放牧を挟んだ今走は距離を2100に延長して来ました。

長く良い脚が使えるローズボウルにとって、2100への延長は確実に良い方向に出るものと信じていますが、それでも最大のポイントがスタートであることに変わりはありません。その点で今回の2枠4番は好枠を引けたと思っています。

4番枠スタートは後手を踏むと最後方まで下げさせられるリスクを負いますが、それ以上に先手を取る上では有利な枠であると言えます。砂を被るのを嫌がる癖が何処まで克服できているか不安ですが、それならば前に出てしまうのが手っ取り早い。今回は「展開頼りではなく、自ら勝ちに行く競馬」が求められる立場ですから、積極的にポジションを取りに行く気概が必要です。

そう言う意味で、鞍上の武藤騎手には前走と同様に、多少遅れても諦めずに出して行く競馬をして貰えれば良いと思います。東京ダート2100は1角まで僅か300Mしかありませんから、4番枠から押して行けば簡単に「前に前に入られる展開」にはならない筈です。

前述の通り、このレースは「自から勝ちに行く競馬」を志向する必要があり、その最大のライバルは恐らくジュンキリタップでしょう。ジュンキリタップの脚質は「先行」ですから、ここでも前を取りにくる筈ですが、その点で今回の大外枠は厳しい枠になったはずです。スタートから無理に脚を使って先手を取りに来た場合は、後ろから突っついて脚を溜める余裕を与えないことが肝要です。そして、その役割はローズボウル自身が担う必要があると思います。

そして最後に、それでも出遅れてしまった場合についてですが、その際は焦らずに1角~2角をロスなく回わり、バックストレートで先行集団に取り付く形が、勝負になると思います。

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