2/6東京8R:ルヴァンヴェールは4枠7番

2/6、東京8R・1勝クラス(ダート1300)に愛馬ルヴァンヴェールが出走します。姫路での地方交流戦に選出をされていましたが、調教状態の良さから中央での出走が選択されています。

竹内師のコメントに拠れば「馬の雰囲気がとても良く、この馬としては最近では一番の状態で競馬に向かえます。」とのことなので、これまでの殻を破った競馬を期待したいと思います。

ここで、最終追切の時計を確認すると、2/3に美南坂で51.2-37.4-25.1-13.1を計時しています。4ハロン51.2の時計はこの日の6番時計であり、超絶早い時計を記録しているのですが、これには注意が必要にも思えます。..と言うのは、ラップに直すと13.8-12.3-12.0-13.1であり、好時計の要因が入りの1ハロンの速さに拠るところが大きいことが判ります。美南坂の最初の1ハロンは斜度が緩い上にコーナーを形成していますので、ここをインコースを走って時計を詰めても然したる価値はありません。3ハロン37.4の時計ならば過去にも近い数字が出ていますから、「今回が突出して状態が良い」と考えて浮かれてしまうのは、少々早計かもしれません。

一方で、相手関係をみると確勝級の馬は見つからず、相当な混戦が予想されます。ルヴァンヴェールにとっても掲示板は十分に狙えるレースレベルと考えて良さそうです。

そうなると問題は作戦です。直近2走は中山ダート1200で最後方から末脚を伸ばす競馬を試していますが、東京ダート1300で同じ競馬をしてしまっては、掲示板はおぼつきません。この戦場を選択した以上は先行策が必須であり、鞍上にはこれまでの2走を捨ててポジションを取りに行く競馬をしてもらわなければなりません。

ちなみに、東京ダート1300はルヴァンヴェールが未勝利を脱出した舞台であり、4枠発走も変わらずのゲンの良い番号です。このときは2番手のポジションを確保し、直線を抜け出して完勝しており、今回も目指すべきはこの競馬だと思います。

調整状態がベストで枠番も良い所が引けました。相手関係も決して厳しいものではありません。これだけの条件が揃って、もし掲示板に届かない様であれば「中央の1勝クラスは敷居が高い」と判断されても止む無しでしょう。最悪でも掲示板を確保して続戦の権利を得ることが、今走の最低ノルマになると思います。

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